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2009年7月18日 (土)

迫る! 阿部×大井:若き天才作曲家が世に問うた「作品1」

Yamatouchiharu蓮見岳人・阿部千春デュオリサイタル
(バロックリュート&バロックヴァイオリン、ケルン在住)、是非お出掛け下さい。
千歳(7月12日、終了)・天理(7月18日)・京都(7月19日)・名古屋(7月21日)静岡(7月22日)・東京(7月23日)です。
総合連絡先:スパティウム・ハルモニエ(電話050-5539-8845、mail:duo@angel.nifty.jp
HP:http://abe.hasumi.de/
会場情報をリンクしたご紹介記事:http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c067.html


〜若き天才作曲家が世に問うた「作品1」〜
《モーツァルト:パリ・ソナタ集 作品1(全六曲)K.301-306》
(護国寺:同仁キリスト教会にて、18時開演)はリンク先(←ここをクリック!)、この演奏会への私の期待については「サヨナラ『古楽』」をご覧下さい。
連絡先:オフィス・アドック(電話:050-5532-5562、mail:office.adhoc@gmail.com
blog:http://ooipiano.exblog.jp/11686543/
吉田美里さんヴァイオリンリサイタル
・7月25日(土)ペンション・モーツァルト (山中湖) 残あり。
※8月22日(土)14:30〜  荻窪:衎芸館(かんげいかん)・・・は満席となりましたそうです!
プログラム等は、こちらをご参照下さい。
蓮見さん阿部さんのツアーが7月18日より開始されましたことは、昨日お知らせした通りです。

もうひとつの「お楽しみ」である、阿部さんと大井浩明さん(8月にBS hiに出られます!)によるモーツァルトの「パリ・ソナタ集」全6曲(作品1)演奏会も、7月25日(土)と、1週間後に迫りましたので、再びお知らせ申し上げます。

関連する余計なことはいくつかデタラメを綴って記事にしました。(作品そのものについてのデタラメ記事は、この演奏会のことを知るはるか以前に綴っておりましたが、読み返すとお恥ずかしい限りです。)
大井さんのフォルテピアノ演奏録音に対する私の感想も過去に綴っておりますが、まさか、過去に私が鮮やかな印象を与えられたコルボ指揮「ロ短調ミサ」(バッハ)日本公演でサブコンマスを勤めた阿部さんとの顔合わせが実現するとは想像もしておりませんでしたので、いまからワクワクしております。

文字で案内をご覧になりたい場合は、上に列挙したリンクからたどって頂ければ幸いです。

ここには、チラシの画像をドカンと載せておきます。・・・ちと面白いチラシです。
会場の「同仁キリスト教会」は、東京都豊島区。
地下鉄有楽町線護国寺駅を6番出口で出たところが講談社ですが、そこを南に歩くと大塚警察署です。警察署と居酒屋「花の舞」の交差点の坂を登っていくと焦げ茶色の建物がありますが、そこでございます。

娘がその先の高校を受験したので、詳しいのであります!・・・ちなみに、娘はその学校は落ちました。(^^;

ご一緒に聴きませんかー???

Abeooifront

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2009年7月17日 (金)

蓮見さん阿部さん関西ツアー開始:CD "ROMA" ご紹介

Yamatouchiharu蓮見岳人・阿部千春デュオリサイタル
(バロックリュート&バロックヴァイオリン、ケルン在住)、是非お出掛け下さい。
千歳(7月12日、終了)・天理(7月18日)・京都(7月19日)・名古屋(7月21日)静岡(7月22日)・東京(7月23日)です。
総合連絡先:スパティウム・ハルモニエ(電話050-5539-8845、mail:duo@angel.nifty.jp
HP:http://abe.hasumi.de/
会場情報をリンクしたご紹介記事:http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c067.html


〜若き天才作曲家が世に問うた「作品1」〜
《モーツァルト:パリ・ソナタ集 作品1(全六曲)K.301-306》
(護国寺:同仁キリスト教会にて、18時開演)はリンク先(←ここをクリック!)、この演奏会への私の期待については「サヨナラ『古楽』」をご覧下さい。
連絡先:オフィス・アドック(電話:050-5532-5562、mail:office.adhoc@gmail.com
blog:http://ooipiano.exblog.jp/11686543/
吉田美里さんヴァイオリンリサイタル
・7月25日(土)ペンション・モーツァルト (山中湖) 残あり。
※8月22日(土)14:30〜  荻窪:衎芸館(かんげいかん)・・・は満席となりましたそうです!
プログラム等は、こちらをご参照下さい。

上にもありますが、7月18日を皮切りに、蓮見岳人さん(リュート)と阿部千春さん(バロックヴァイオリン)の関西・東海ツアーが始まります。詳細はリンクをご覧頂くこととしますが(http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-c067.html)、概要を再掲しますと、

・7月18日 奈良県天理市

・7月19日 京都市

・7月21日 名古屋市

・7月22日 静岡市

でもって、23日は東京、阿部さんの方は25日にはフォルテピアノの大井浩明さんと共演しますが、これはまた別途、再案内を綴ります。



で、蓮見さんがテオルボ、阿部さんがヴァイオリンで参加しているCDがありますので、これももしかしたら前にチラッとご紹介したかも知れませんが、自分で耳にして素晴らしさを間違いなく確認しましたので、正式にご紹介させて頂きます。

"ROMA" Alte Musik Koeln

Roma

myriosclassics(http://www.myriosclassics.com)MYR002

・・・とはいえ、残念ながら、現在、日本ではまだ入手困難です。
「古楽」という言葉が「モダン」と峻別されることを私はこの場でさんざん嫌って来ましたが、それは

・ノンヴィブラートで
・中ぶくらみの音で
・かつ、「当時」(っていつを指すのか分かりませんけれど)の「不安定な」楽器の持ち方を再現して

なんてことを「モダン」オーケストラでも取り入れれば「古楽」的な「正しい」歴史認識をしていることになる、と公言してはばからない、(最初は「おお!」と私も誤摩化されかけましたが、なんぼ考えてもおかしい)とんちんかんもいいところの発言を活字にまでして平気でいるような、この国の「クラシック」界にはなはだ失望を覚えるからでもありました。

で、このCDは、別に蓮見さんと阿部さんという日本人が参加しているから称揚する、というのではありありません。極端に言えば、お二人の参加は、あくまでも「縁があって」のことです。

演奏者がどうである、ということよりも、このCDの内容そのものを聴いて頂きたいからお薦めしておく、という次第です。
上に列記したような事柄が、いかに「似非古楽」発想かを知る上では、いくつかあるおすすめCDの中に間違いなく加えることが出来る、という意味からの推薦です。

しかも、蓮見さん阿部さんがたまたま参加していて、なおかつ今回のツアーに(お二人だけでやりくりしていらしたのですから仕方のないことですが)かなりの限定枚数でお持ちになっていらしているのをキャッチしました。

演奏会も聴いて頂いて・・・というのが、従いまして入手の希少なチャンスです。

抱き合わせ販売みたいになってしまいますが、私になんのマージンが入るわけでもないし、薦めたからってありがたがられるわけでもありません。
(タイトルは変えても相変わらず偏屈な私のブログなんかに載っけられ、かつよく評価されるなんてことくらい、載っけられる方にとって「ありがたくない」話はないでしょう!)

バロックの「古楽」演奏に、いままで「柔らかいもの」・「柔らか過ぎるもの」をイメージしていた方にとっては、このCDの演奏の<張りの強さ>・<緊張感の高さ>は新鮮な驚きになるはずです。

このチャンスに、是非ご入手下さい!

標題に"ROMA" とある理由は、手にして見るまで知らなかったのですが、今回のお二人のツアーのなかで取り上げられる「クリスチナのアカデミー」で活躍した人物を始め、ローマのバロック音楽を飾った人々の作品を集めていたからなのでした。しかも、収録10作のうち8作は世界初録音です。・・・これは解説(ドイツ語・英語・フランス語)を読めば分かります通り、演奏者たち自身がライブラリから探しだして来たものであって、それゆえにいっそう、演奏に輝きが添えられています。
(同様の試みは、別のグループがビザンチンで行なったものなどがあり、ヨーロッパでは演奏者が自ら音楽の発掘と復元に熱心なことが窺えます。ついでながら演奏法についても、やはり日本国内に限っての活動に比べれば受ける恩恵の大きさには雲泥の差があり、このブログでも顔をチラッと出してもらったフォルテピアノ演奏家のOortやImmasell、さらに嚆矢としてバドゥラ=スコダ夫妻などは、ただ「演奏」するのではなく、自分はなぜそのように演奏するのか、に対する考証を真摯に行ない、論文や著作まで出しているくらいです。【残念ながらバドゥラ=スコダ著作以外は日本語訳がなく、かつ、他の人の著作もかなり必死で探さないと入手出来ない上に、決して安価ではないので、私は稀にしか読めていないていたらくです。まあ、そこが素人の素人たる由縁でもあります。・・・とはいえ、日本の本職さんで本気でそれらを読んだ人ってどれくらいいるのか、甚だ疑わしくも思っております。】しかも、それはこれまたヨーロッパらしく、徹底して理詰めであり、他人の価値観をハナからバカにしてかかるような日本の昨今の一部の音楽家とは全くスタンスが違います。それはたとえば、彼らとは全く異なるスタンスのピアニズムを展開したグールドに対して正当な評価を下している・・・グールドがターゲットとしたかったことがなんなのか、それが自分たちとどう異なっているのか、を、「批判して」記述するのではなく、もし「批判」するのであれば、そんなことは読者にまかせる、という姿勢をキチンと貫いてさえいます・・・といった具合に、素人の学としての「哲学」がしっかり身についているからこそ出来ることでしょう。日本の、とくに「実力とは関係無しにコマーシャリズムに乗っかったおかげで有名になっちゃった」音楽家さんは、いっそのこと音楽をやめて、主観的で皮相なプラトン的視点しか自分たちが持っていないという過ちを冒していることを自覚して、カント入門書あたりでもしっかりお読みになってみたらいかがでしょうか? カントそのものは、おそらくお読みになるのは大変でしょうから!・・・ただし、それをやったら、「プロとして演奏する」ことは、以後一切放棄すべきです。演奏は「哲学」なんかから生まれるものではありませんから。・・・ただもともと哲学【これまた哲学者サンたちが夢中になっちゃうような<専門>哲学みたいな縄張り意識から脱しているとの前提が必要ではあるものの】のような公平な方法論で、白紙に戻って考えられるかどうかということが大事なのです。あえて言えば、楽器のレッスン系の雑誌だって・・・良い記事も豊富にあるものの、コマーシャリズムに乗った似非、の害悪を取り除いてしまってはおそらく商売にならない、という現実にさらされていることを鑑みると、大変不幸な位置にあると思わざるを得ません。)

収録作品は、以下のとおりです。

・ボンポルティ:ソナタ第五番 ニ短調
・ストラデッラ:シンフォニア22番ニ短調
・カルダーラ:コンチェルト・ダ・カメラ
・コリスタ :トリオソナタハ短調
・ボンポルティ: チャッコーナ
・ラーヴェンスクロフト:ソナタイ長調
・マンネッリ:ソナタ「ラ・パヌッツイ」
・ロナーティ:ソナタ8番
・マンネッリ:ソナタ「ラ・ヴェルドーニ」
・ルリエール:コンチェルト・ダ・カメラ

バロック期のローマ音楽の情勢について、及び、それぞれの作曲家の小伝を述べた解説は、平易かつファン必読でもあります。

なお、いまのところ期日が明確に決まっていませんが、ナクソスレーベルでも入手出来るようになる可能性もあります。もし実現したら、あらためてご紹介したいと存じます。

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2009年7月 6日 (月)

大井浩明さん、BS hi 出演:8月5日・9月15日

Yamatouchiharu蓮見岳人・阿部千春デュオリサイタル
(バロックリュート&バロックヴァイオリン、ケルン在住)、是非お出掛け下さい。
千歳(7月12日)・天理(7月18日)・京都(7月19日)・名古屋(7月21日)静岡(7月22日)・東京(7月23日)です。
総合連絡先:スパティウム・ハルモニエ(電話050-5539-8845、mail:duo@angel.nifty.jp
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〜若き天才作曲家が世に問うた「作品1」〜
《モーツァルト:パリ・ソナタ集 作品1(全六曲)K.301-306》
(護国寺:同仁キリスト教会にて、18時開演)はリンク先(←ここをクリック!)、この演奏会への私の期待については「サヨナラ『古楽』」をご覧下さい。
連絡先:オフィス・アドック(電話:050-5532-5562、mail:office.adhoc@gmail.com
blog:http://ooipiano.exblog.jp/11686543/
吉田美里さんヴァイオリンリサイタル
・7月25日(土)ペンション・モーツァルト (山中湖) 残あり。
※8月22日(土)14:30〜  荻窪:衎芸館(かんげいかん)・・・は満席となりましたそうです!
プログラム等は、こちらをご参照下さい。

上記コンサートのうち、7月25日に阿部千春さんと「モーツァルト:パリソナタ集」を演奏なさる大井浩明さんが、下記のとおり、BSにご出演なさいます。

・8月5日(水)6:00~6:55(BS-hi)
・9月15日(水) 10:55~11:50(BS2)に放映(予定)

大井さんは昨年、フォルテピアノによるベートーヴェンのソナタのシリーズ演奏という意欲的な試みをなさっており(segejOさんのブログにおもろい記事が山ほどあり!)、そこに注目されたものです。

スタジオ収録は6月中に完了なさった由。
このあと何度か再放送もされると承っております。
・・・なんと、いまどきBSの見られない我が家。(T_T)
・・・BS入れると私が寝なくなる、というので、家内が導入禁止したのでした。。。
・・・どなたか、録画してみせて下さいますよう、伏してお願い申し上げます!!!

詳しくは大井さんのブログをご参照下さい。

なお、大井さんがクラヴィコードで演奏したバッハ「フーガの技法」は、いまCDでの入手は大変難しくなっていますが、iTunesStoreで入手可能です。

http://www.apple.com/search/ipoditunes/?q=Hiroaki+Ooi+Bach

この作品は、、本来クラヴィコードで演奏されたものであろうことが、研究結果で明らかになっています。
ところが、いまのところ、クラヴィコード演奏盤の録音はまだまだ少なく、かつ、演奏の質が保障出来る点でも希少盤となっております。こちらもお聴き頂ければ幸いに存じます。

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2009年6月 5日 (金)

黒田恭一さん、逝去

偉そうに、
「お悔やみ申し上げます」
などとは申しますまい。
そんなことでは、いかんのだ。。。そこでお別れになってしまって、その人の心が私の財産になるのを放棄してしまうことになるから。
それは、好きなどんな人の訃報に対しても、そうなのだろうと思います。
黒田さんのようにメジャーな方であってもなくても。
・・・そんなものなのだ、と、最近、感じ方が変わりました。

思えば、ガキのときに、この人の、柔らかい口調でキツいことをお話になるのが大好きで、FMラジオにかじりついたのが、私のクラシック好きに拍車をかけてくれたのでした。

ちょうど、黒田さんが後押しして書かれた1冊の本を夢中で読んでいたそのときに、職場の先輩に
「そういえばさあ・・・」
と聞かされて、遅ればせながら知った次第です。(ニュースになったのが6月3日から4日にかけてだった、ということを、迂闊にも知りませんでした。)

その本の対談の中でのご発言。

「すべてのコンサートは、いちおう表向きには、音楽のためになされているということになっているわけです。ところが、本当にそうだと思えるコンサートと、儲けのためではないかと思われるコンサートの違いというのが、不思議と如実にわかるのですよ、値段や会場、あるいはアーティストの選び方などで。」(中藤泰雄『音楽を仕事にして』p.233、ぴあ、2008.11.28)

黒田さんの意図と私の感覚とには違いがあることを承知しつつ、言葉の表現としては、これはまったく同じことを考えていました。

朝日新聞webから、訃報記事を引かせて頂きます。



音楽評論家、黒田恭一さん死去

2009年6月3日19時37分

 新聞やテレビなど多彩なメディアで、クラシック音楽のすそ野を広げてきた音楽評論家の黒田恭一(くろだ・きょういち)さんが、5月29日、多臓器不全のため都内の病院で死去した。71歳だった。葬儀は6日午前11時から東京都新宿区須賀町14の1の四谷たちばな会館で。喪主は妻志肇子(しげこ)さん。連絡先は渋谷区道玄坂2の24の1の東急文化村。

 早稲田大在学中に音楽評論の道に入る。「20世紀の名演奏」(NHK・FM)などテレビやラジオで、カラヤンをはじめ巨匠たちの演奏の魅力をわかりやすく紹介した。すぎやまこういち作曲「交響組曲ドラゴンクエスト」のCD解説も担当した。

 99年から東京・渋谷のオーチャードホールでプロデューサーを務め、ジャズやポップスを組み合わせた親しみやすいクラシックの公演を企画した。90年から95年まで朝日新聞のCD評者も担当。著書に「オペラへの招待」「はじめてのクラシック」など。

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2009年5月 6日 (水)

音楽も絵画も超えられない精神・・・Faust(手塚治虫展を見て)

Tedukaten東京・両国駅前の江戸東京博物館にて、今、手塚治虫展が開かれています(2009年6月21日まで)。
この希有な「漫画家」の全貌を網羅していて、おすすめの展示会ですが、昨5月6日は黒山の人だかりでした。

音楽関連での手塚さんについてかんたんに述べますと、まず、「リボンの騎士」は宝塚で育った彼ならでは、の、宝塚歌劇経験が無かったら、決して生まれなかった作品でしょう。残念ながら未完に終わった「ルードヴィヒ・B」は、ベートーヴェンの生涯を取扱うはずの作品でした(年譜によれば、亡くなる前年に、手塚さんはベートーヴェンの生家を見学しています)。名作「火の鳥」は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽に刺激を受けつつ書き続けられた、しかしながら結果的にストラヴィンスキーの音楽を超えた深い内容を持つ壮大な物語展開となって行った、文字通り手塚さんの魂を削り続けたものでした・・・これも未完ではありますが、「意図的な」未完だったことは、かなり長い期間にわたって多くの分量が書き上げられていることからも分かります。・・・ただ、「火の鳥」に関しては、劇として上演されたり映画にもなったり、オペラにも仕立てられたりしています。

「もう<漫画は軽い>とは言わせない」という気概は、トキワ荘出の漫画家たちすべてに言える精神の姿勢だったと思いますが、中でも手塚さんの作品ほど多岐にわたるものを残した方はいらっしゃらず、こればかりは今後も手塚さんを超える存在が現れるまでには相当の時間を有するものと思われます。

Tezukapiano「ピアノを弾く女性」の、ちょっと手塚さんのものとは判別しにくい絵(テレビの『悟空の大冒険』【1967】では滑稽な脇役キャラにはこの画法がよく用いられていましたけれど)は、1962(昭和37年)のアニメーション『ある街角の物語』用のキャラクター設定画で、このアニメの一部は今回の展示会で上映されています。音楽の平和が、戯画化されたヒトラーの無限量の似姿に蹂躙されて行くという部分でした。のちの『アドルフに告ぐ』に繋がるなにものかを持ったものだったのでしょう。いずれ全編を見て見たいな、と思います。

手塚さんの未完作で、私にとって最も惜しまれるのは「ネオ・ファウスト」でした。
これは、完成したら、ゲーテの原作を別の手法で、全く新鮮に、ゲーテ以上に「現実に即したものとして」私たちの前に呈示してくれるもの、と期待をしていたからです。
ですが、享年60歳、胃癌に冒された手塚さんは、
「頼むから仕事をさせてくれ」
を最後の言葉に、ファウストよりも「現実の生を直視したままの場所から」魂を清らかな世界に運ばれて行ってしまいました。

「ファウスト」は、大作にも関わらず、同時代人を超えて享受されてきている希有な文学作品ですけれど、多くの作曲家たちもまた、ゲーテの書き表し得たものを自分たちもなんとか、音という手段で描けるのではないか、と企み続ける野心を刺激された作品でもありました。

有名な例では、ベルリオーズ「ファウストの劫罰」、グノーの歌劇「ファウスト」(この歌劇中のバレエ音楽は一昔前は日本のアマチュアオーケストラにも頻繁に採り上げられていましたが、最近の人は旋律表現がヘタになって来たうえに大作主義に走り過ぎている気がしますし、そうしたことの影響からグノー作品が耳にできるチャンスが減ったことは大変遺憾に思います)、リストの「ファウスト交響曲」があります。ベートーヴェンにとっても「ファウスト」は非常に魅力的だったらしく、「ファウスト」に関連する音楽を創りたいとの構想があったことが分かっていますけれど、とうとう作ることができませんでした。

リヒャルト・ヴァーグナーは、一連の楽劇を創作するようになる以前に、「ファウスト」序曲、という単独作品を作っています。これはお聴き頂いておきましょうか。


Alexander Rahbari "Wagner Overtures" NAXOS

ファウストそのものの楽劇化はしませんでしたが、ヴァーグナーの一連の楽劇は、「ファウスト」の精神を彼なりに敷衍しようとの試みだったのではないか、という気がしてなりません。

それでも、何度読んでも、ゲーテ自身が描いた終結部そのものをも、あるいはその質の高い模造品でさえも、ゲーテの頭の中、思いの深さを完全に知ることができない限りは、やはり作り得ないのかも知れない。

手塚さんがもう少しいのちを持つ事を許されていたなら、もしかしたら、私たちにはゲーテの体感を知り得る二度目のチャンスを得ることができていたのかも知れない。

ですが・・・そういうことを知り得る人、というのは、
「いや、あんまり沢山の人間に知らせちゃいけないんだよ」
と、神様がさっさとつれて行ってしまうのかもしれません。

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2009年1月 5日 (月)

ヒラリー・ハーン再び!

心臓移植への応援の願いサイト「大樹君を救う会」
http://savedm.web.fc2.com/
・・・是非、お目通し下さい。



大宮光陵高校管弦楽部がSONYのウォークマン"Play You"のCMに12月13日から出演しています!
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/sony-play-youcm.html

娘のスケジュールが最優先の我が家です。まあ、経済的な事情があるとしても、本当なら二の次でも行きたい、「真っ当な」ナマのコンサート。

2年連続で聴くことの出来たウィーン・リングアンサンブル(2009年1月のスケジュールはこちらにリンクしました)も、今年は行けません。まずは、これが残念。

Bd2dedb1e6239bd0実は、私個人としてはもっと口惜しいのが、こんなにあるヒラリー・ハーンのコンサートのどれにも行けないこと。・・・私の場合は、子供たちが自立するまで仕方がないのですが。。。


ジャパン・アーツのページからの転載です。
・1月7日(水)19:00 東京オペラシティ コンサートホールジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
・1月9日(金)19:00 横浜みなとみらいホール同左 045-682-2000
・1月11日(日)15:00 名古屋  しらかわホール 同左 052-222-7117
・1月12日(月) 西宮 兵庫県立芸術文化センター同左 0798-68-0255
・1月14日(水)19:00 東京 トッパンホール同左 03-5840-2222
・1月15日(木)19:00 東京オペラシティ コンサートホールジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
・1月17日(土) 壬生町壬生中央公民館同左 0282-82-0108
・1月18日(日)15:00 神奈川県 ハーモニーホール座間同左 046-255-1100

7日と15日の曲目については、リンク元をご覧下さい。

B772f2c8514276d4この正月、帰省も出来ませんでしたし、子供たちには楽しみになるものも買ってやったし、せめてヒラリーのコンサートに行けないのだから、まだ1枚しか持っていない彼女のCDを買い集めるのもよかろう、と、・・・たまたま近所の店が改装前なので、安く手に入るのです。それで彼女のDVDを入手したことは前に綴りましたが、そこへ追加でSONYで出したCDも棚に3枚並んでいるのに目を付けて、とうとう買ってしまいました。
大好きな演奏家のCDほど、1枚で充分、なんて言っておきながら・・・やっぱり買っちゃった。



彼女のチケットが、7日の分を含め、どうやらまだ「購入可能」らしいことを、非常にいぶかしく思っております。18日の座間でのコンサートについては、チケットが値下げされています。

http://shopper.jp/ticket/2008/09/03/hirari/

これは、もったいありません。(1月14日は、さすがに完売していますから、これは嬉しい。)

日本では、いわゆる「クラシックファン」は、オーケストラや指揮者については有名どころに敏感ですが、ソリストとなると、あまり目が向かないのでしょうか?・・・たしかに、ソロのコンサートは、まかり間違うと(会場の条件、選曲、演奏家の人間性)退屈きわまりないものになりかねないのも、否定できません。・・・ですが、ヒラリーは、違います。

協奏曲なら、1台の楽器が大オーケストラの向こうを張ってよくぞここまで、という場面をじかに目にしますから、その迫力に圧倒されて舞台に吸い込まれる、ということもあります。もちろん、ヒラリーは、そういう場面でも非常に映える演奏家です。

ですが、ソリストは、オーケストラと共に、でもなく、また・・・大半の独奏曲はピアノ伴奏がつくのですけれど・・・誰かと一緒に演奏するのでもない、たった1台、1本の楽器で、聴き手をぐいと自分のほうへ引っぱり込む力があって初めて、大規模なコンサートでは得られない「演奏者と聴衆の濃密なコミュニケーション」の魅惑的な空気を教えてくれます。

「筋力」で誤摩化すような演奏、「思い入れ」に流される演奏を一切しないヒラリーは、そのような音楽本来の持つコミュニケーションを「まとも」に出来る、数少ない名手です。

ヒラリー・ハーンの特徴をまとめてみますと、

・楽譜の要請を汲み取った客観的な音楽設計をし、
・正確な技術で設計に忠実な演奏を実行することを常に心がけ、
・しかも、ヴァイオリンが持つ本来の音・響きを熟知していて不要な演出は絶対にせず
・ただ「音楽そのものの魅力」を聴衆に伝えることに使命感と喜びを見出している

ソリストです。かつ、ソリストでありながら(日本人演奏家ではこれがとくに欠けている傾向が見られるのですけれど)アンサンブルを熟知しているため、ピアノ伴奏がつく場合でも、オーケストラ伴奏でも、伴奏パートによく耳を傾けていて、決して「自己主張」での演奏をすることがありません。

それでいて、彼女の音には、かなり強いインパクトがあります。もし音を色の付いた光に変えることが出来るのでしたら、彼女の出す音は、会場のどこへ向かっていき、どこでどのように反射するのかが、きっちり直線で把握できます。これは、最近色っぽさを増したかつての天才少女で名声も高いドイツ系の某女流ヴァイオリニストと比べたとき、私がハーンに軍配を上げたい諸点です。

ですのに、ハーンの方は、まだその某ドイツ系ヴァイオリニストほどの集客力がないのだとしたら、日本の音楽事務所のマーケティング手法を疑ってしまいます。
コンクールで入賞しなければ有名になれない、という時代(ドイツ系の某女流ヴァイオリニストは勿論、コンクール出身派ではない中で日本でも有名になった嚆矢ですから、尊敬すべき先駆者ではあります)は日本でも終わりつつあるのは喜ばしいことだと思っておりますが、だからといって「実力のない」美人ヴァイオリニストがどんどん売れる、というような状況になってしまっては・・・それも嬉しいかも知れない!・・・いえいえ!・・・そう、そんなことになってしまっては絶対にいけないのではないでしょうか?

日数があまりありませんけれど、お空きの日でチケットが未だとれる彼女のコンサートにお出掛けになれるようでしたら、お聴き逃しは大変に損です。

是非是非、お勧めします。

私がヒラリーについて綴った記事はこちら

昨年3月、実際に聴いて来られたsergejOさんが綴った記事はこちら

録音と実演では響きがまったく違う(耳に入る陪音の数、音の広がりが、ホールでは、スピーカーやヘッドホンのように限定されませんから)ので、彼女の演奏のサンプルはあえて載せません。


L4WBanner20080616a.jpg


クラシックCD検索に便利!バナーをクリックして下さい!


sergjOさんの記事の便利なインデックスも是非ご活用下さい。


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2008年12月28日 (日)

全国高等学校選抜オーケストラフェスタ

心臓移植への応援の願いサイト「大樹君を救う会」・・・是非、お目通し下さい。
http://savedm.web.fc2.com/



大宮光陵高校管弦楽部がSONYのウォークマン"Play You"のCMに12月13日から出演しています!
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/sony-play-youcm.html

全国高等学校選抜オーケストラフェスタ、というものがあるのですね。
今年で第15回だそうです。
娘がこの類いの行事に参加するようにならなければ、知らないままでいるところでした。
会場は、千駄ヶ谷(東京)の日本青年館でした。

私は残念ながら自分の出る演奏会とダブるので、聴くことができませんでした。

ただ、娘に見せられたプログラムを見て、ちょっと感慨深いものがありました。
出演なさった学校のオーケストラそれぞれに、それぞれの歴史があると思います。
私は東北出身で、東北の事情しか今昔を比較できませんが、30年前に東北の高校でフルオーケストラを持っているところは非常に稀で、覚えているのは福島県立福島高等学校だけです(創立110周年だそうです。東京の日比谷高校のオーケストラが創立130年です)。・・・「東北の中心地!」を自負しているはずの仙台には、ひとつもありませんでした。弦楽合奏の部活動は若干ありました。が、いずれにせよ、吹奏楽コンクールのような発表の場はありませんでしたから、マイナー扱いでした。
福島高校はとても優秀な団体でしたから、東北でも知る人ぞ知る、他県人にはうらやましい団体でしたけれど、活動の様子は定期演奏会以外に知るチャンスはありませんでした。

関東では千葉県が学校でオーケストラを持つことに、いち早く力を入れていたと記憶しております。



参加団体はフルオーケストラだけでなく、弦楽合奏団や室内楽規模の部活動も含まれています。
プログラム末尾の表を見ると、第1回は1995年、参加校は10校だったのですね。東北1校、関東7校、東海1校、近畿1校でした。
2004年だけは年始と年末の2回開催されていて、毎年こつこつと重ねて来られたこのフェスタは、それで今回が第15回になった、という訳です。
今回の参加校は56校。東北9校、関東33校、中部北陸3校、東海6校、近畿中国3校、九州2校、と、全国規模に成長し、日程も3日間でかつA、B二つに分けられるほどになっていました。最多は東京都の10校ですが、千葉県はやはりそれに継ぐ9校で、3番目に多い6校が出場した埼玉県とのあいだに大きな開きがあります。首都圏中心の傾向があるのはやむを得ないのかも知れませんが、それでも、私なぞからみれば、「いい時代になったなあ」、という強い思いが胸に涌いて来ます。

コンクール形式でないのも、嬉しいことです。
学校での音楽活動は、競争心から比較されるべきものではなく、それぞれが、それぞれの環境でどれだけ精一杯やっているかをお互いが聴き合い、刺激し合い、何よりも「対等に」演奏する喜びをわかち合うことのほうが大切であるからにほかなりません。



そうは言っても、演奏の質は、やはりいろいろだったようで、娘は、自分たちの参加したA日程では

・福島県立福島高校:モーツァルト「フィガロの結婚」序曲・ヘルメスベルガー「悪魔の踊り」

・福岡市立福岡西陵高等学校:ヴェルディ「運命の力」序曲・ウィリアムズ「スターウォーズ組曲」抜粋

・千葉県立幕張総合高等学校:プロコフィエフ「シンデレラ」抜粋・ウィリアムズ「スーパーマン・リターンズ」

の演奏に感銘を受けて帰って来ました。



A・B両日程を通じて、採り上げられた作曲家を見ますと、

・チャイコフスキー:7校
・ブラームス:5校
・J.ウィリアムズ:4校

が目につきますが、他にも2校3校が採り上げた作曲家は少なくありません。一方で日本人作曲家では芥川也寸志1作演奏されただけであるのは、ちょっと寂しいのですが・・・「ドレミを選んだ」日本人が必ずしも自国独自で万人向けの音楽を創ろうとは考えて来なかったことが、こうした傾向に反映されているものと思います。武満徹などは、高校生では手に余るのでしょうか、一例も演奏がないのが、象徴的です。・・・新作がどんどん演奏され、(オリジナルとしての)古典はどんどん忘れ去られていくように見える吹奏楽とは、非常に対照的です。



一部に過ぎないので恐縮ですが、出場校のうち、プログラムにホームページの掲載のある団体のリンクを掲載しておきます。プログラムへの掲載順で、地域別にはしておりません。
ぜひ、応援して差し上げて下さい。(記載された通りを手入力しましたが、中には印刷ミスではないかと思われるものもあり、実際に修正しました。が、リンク先の検証は今の段階では可能な限りしか出来ておりません。リンクエラーがあった場合はお知らせ頂けましたら幸いです。)

・品川女子学院チェンバーオーケストラ部 http://www.shinagawajoshigakuin.jp/home.html
・群馬県立中央中等教育学校管弦楽部 http://www.chuo-ss.gsn.ed.jp/
・国府台女子学院中学・高等部オーケストラ部 http://www.konodai-gs.ac.jp/
・聖心女子学院オーケストラ部 http://www.tky-sacred-heart.ed.jp
・成田高等学校音楽部 http://n-m-c.hp.infoseek.co.jp/Top.html
・森村学園中高等部管弦楽部 http://www.morimura.ac.jp/
・国際基督教大学高等学校オーケストラ部 http://www.icu-h.ed.jp/
・福島県立福島高等学校管弦楽団 http://www.fukuko.net
・明星学苑ジュニア・オーケストラ http://www.meisei.ac.jp
・宮城県宮城第一高等学校管弦楽部 http://www.ichijo.myswan.ne.jp/
・宮城県仙台第一高等学校室内楽部 http://www.sendai1.myswan.ne.jp
・福島県立橘高等学校管弦楽部 http://www.tachibana-h.fks.ed.jp/
・清真学園高等学校・中学校オーケストラ http://seishingakuenongakubu.hp.infoseek.co.jp
・福岡市立福岡西陵高等学校管弦楽部 http://www1.bbiq.jp/fsh-orch/
・酒田市立酒田中央高等学校音楽部 http://www.sakata.ed.jp/chuo/
・尚絅学院中学高等学校管弦楽部 http://www.shokei.ed.jp
・明星学園中学校・高等学校アンサンブルクラブ http://myojogakuen.ed.jp
・埼玉県立大宮光陵高等学校管弦楽団 http://www.ohmiyakoryo-h.spec.ed.jp
・静岡県西遠女子学園オーケストラ部 http://www.seien.ed.jp
・福島県立郡山商業高等学校管弦楽部 http://www.koriyama-ch.fks.ed.jp/
・静岡県立清水南高等学校・同中等部管弦楽部 http://www.wbs.ne.jp/cmt/ssminamihs
・群馬県立桐生女子高等学校管弦楽部 http://www.kirijo-hs.gsn.ed.jp
・神奈川大学附属中・高等学校音楽部シンフォニーオーケストラ http://www.fhs.kanagawa-u.ac.jp
・長野県上田高等学校室内楽班 http://www.nagano-c.ed.jp/ueda-hs
・浜松開誠館中学校・高等学校管弦楽部 http://www.kaiseikan.ed.jp/
・明治大学附属中野中学高等学校音楽部 http://www.nakanogakuen.ac.jp/
・岡山県立岡山朝日高等学校管弦楽団 http://www.asahi.okayama-c.ed.jp/asahi.htm
・活水中学高等学校アンサンブル部 http://www.kwassui.ac.jp/chuko/
・新潟県立高田高等学校管弦楽団 http://www.ngt-takada-h.ed.jp(URLが違っているようですが、正しいページを発見できておりません。)
・安城学園高等学校オーケストラ http://www.gakusen.ac.jp/anjogakuen
・広島大学附属中・高等学校管弦楽班 http://www.fsc.hiroshima-u.ac.jp/
・埼玉県立浦和西高等学校管弦楽部 http://www.urawanishi-h.spec.ed.jp
・千葉県立船橋高等学校オーケストラ部 http://www.chiba-c.ed.jp/funako/
・埼玉県立川越女子高等学校弦楽オーケストラ部 http://www.kawagoejoshi-h.spec.ed.jp
・江戸川女子中学高等学校管弦楽団 http://www.edojo.jp
・関東学院中学校高等学校オーケストラ部 http://www.sepia.dti.ne.jp/kanto-orche/index.htm
・東京都立青山高等学校青山フィルハーモニー管弦楽団 http://www.aoyama-h.metro.tokyo.jp
・東京都立日比谷高等学校フィルハーモニー管弦楽団 http://hibiyaochestra.syakuhati.com/
・千葉県立千葉女子高等学校オーケストラ部 http://www.chiba-c.ed.jp/chibajoshi-h/


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2008年12月18日 (木)

12月27日、東京ムジークフロー演奏会のご案内


心臓移植への応援の願いサイト「大樹君を救う会」
http://savedm.web.fc2.com/
・・・是非、お目通し下さい。



大宮光陵高校管弦楽部がSONYのウォークマン"Play You"のCMに12月13日から出演しています!

Tmf081227私の所属する東京ムジークフローが、きたる12月27日(土)に、下記のとおり演奏会を開催致しますので、お知らせ申し上げます。

入場無料です!

名称:TOKIO MUSIK FROH特別演奏会
日時:2008年12月27日(土)午後1時30分開場、同2時開演
場所:台東区生涯学習センター ミレニアムホール(2階)
(地図をリンクしておきます。http://www.taitocity.net/center/map/tizu.html
曲目
1)ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
2)ハイドン  交響曲第83番ト短調「めんどり」
3)シューマン 交響曲第4番ニ短調作品120

「マイスタージンガー」前奏曲はよくとりあげられる曲ですが、ハイドンの交響曲をアマチュアの演奏会でやるのも最近は珍しいかと思います。今回の交響曲はト短調という調性ですが、音楽の性格がモーツァルトと全く違うところ、かつニックネームの「めんどり」を思わせるテーマが活躍するところ(どこに出てくるでしょう? それも楽しみにして頂けると思います)を味わって頂ければ、来年没後200年を迎えるこの作曲家の<親しみ易さ>を見直して頂けるのではないでしょうか?
シューマンの交響曲第4番は、番号上では彼の最後の交響曲で、たしかに彼の不幸で早かった晩年近くまで手を入れていた作品ですが(今回はその、手を入れたものの方をお聴き頂きます)、既に若い時期に作曲されたもので、4つの楽章が切れ目なく演奏される(メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲やリストのピアノ協奏曲でとられた作曲法です)のは交響曲としては先駆的な試みに入るもので、交響詩の発想にも繋がっていきます。メロディラインにシューマン独特のドイツ民謡的要素が色濃く現れる、成熟した作品です。

「モロ、素人団体」で、YUIさんとウォークマン"Play You"のCMで共演した大宮光陵高校に比べられてしまったら苦しい・・・というレベルなのですが、10代から70代まで、と団員の年齢層が広いアマチュアオーケストラであるだけで希少価値があると思います!

夏の演奏会はたくさんの応援を頂くのですが、冬の演奏会はほぼ純正団員ばかりで演奏します。
その分、弱みが余計にお耳にたつかもしれませんが、そういうのを冷やかしにいらっしゃるのも悪くないですよ!

お越しを心からお待ち申し上げております。

なお、夏の演奏会の音を、プロバイダの容量制限前のトラブル頻発時に要請で削ってしまっていたため、その際演奏した音を削除してしまっておりました。

ここに、「仮面舞踏会」だけは、モノラル化してはありますが、再度掲載し直しておきます。
・・・せっかく、浅田真央さんがこの作品を使い、フィギュアスケートで見事な優勝を飾りましたし。

演奏の不出来なところは、ご容赦下さい。プライベート録音なので音量も小さめですから、ご了承の上お聴き下さいませ。
(第2曲にあるヴァイオリンのソロは、私が弾いたものです。ミスしてます。照明が目に入ったのに気を取られたのと普段の練習不足【家庭事情から、ウチでは特別に時間が取れない限り全く弾けませんが、まあ、言い訳にはなりません】が原因だったのですが・・・で、いつもここでナマイキを綴っているわりに、どれだけ腕が悪いかがバレるので、1曲目だけの掲載にしようかとも迷いましたが、お聴き頂ければ今後の私の「ナマイキ発言」封じにも効果があって気安くして頂けるのではないかとも思いましたので、組曲の5曲全部を掲載することと致しました。)

真央さんがフィギュアの本戦で使ったのは第1曲です。

アラム・ハチャトゥリャン「仮面舞踏会」組曲>
・第1曲

・第2曲

・第3曲

・第4曲

・第5曲

・・・ま、こんな感じの実力マイナスα×βです。
・・・よろしければ。


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2008年12月14日 (日)

健闘! 大宮光陵高校第23回定期演奏会

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大宮光陵高校管弦楽部がSONYのウォークマン"Play You"のCMに12月13日から出演しています!

その大宮光陵高等学校第23回定期演奏会(12月14日)は、下記の通り無事終了致しました。

Flower会場のロビーに、CMで共演したYUIさんからの花束。CM製作の方も駆けつけて下さって、ほぼ満員の盛況のうちに、大宮光陵高校の第23回定期演奏会は無事終了しました。

合唱の美しさ、吹奏楽の軽妙さ(ちなみに、編曲者ご臨席だったそうですが、素晴らしい編曲でした)、弦楽合奏のひたむきさ、管弦楽の若々しさ、どれも印象的でした。

ご指導の先生方の日々のご努力、生徒の皆さんの真摯な取り組みに、
「これからの世の中も、決して捨てたもんじゃないよ!」
と、私も力づけられた気がします。

僭越なのでやめておこうと思ったのですが、せっかくですからそれぞれにひとつずつ難を申し上げますと、

・合唱は、現代曲のア・カペラの際は低音部の音程が非常に重要ですが、最初の曲では崩れてしまい、惜しく思いました。ただ、相当難しい音程かと思いますので、いっそうのご精進で必ず安定するものと信じます。

・吹奏楽は、細かい動きで一音一音にこだわり過ぎた部分がありましたが、パッセージによっては途中の音にまで夢中になる必要はなく、両端を捉えればいいので、そのあたりをご検討頂けたらと感じました。

・弦楽合奏にも吹奏楽と同様の印象を持ちました。低音を増強したことで辛うじてバランスがとれていましたが、今回の曲は構成が明確です。先生の棒でその構造から外れずに済みましたが、メンバー一人一人が、単に先生のご指導に頼らず、曲の分析をし、自分の弾いているテーマが、今この箇所でどんな役割を果たしているかについてをよく承知し、冷静さを保って演奏できれば素晴らしくなると思います。かつ、ボーイングについては、弓が弦の上で止まってしまっては弦の振動を止めてしまい、結果的に響かなくなります。このあたりについては、もし尊敬する演奏家(出来ればヨーロッパ系)の映像が見られるのでしたら、是非よくご覧になって頂ければいいかと思います。

・オーケストラ、「高校生がこれだけの演奏が出来る! しかも、高校で初めてその楽器を手にしたメンバーもいる! すごい! 信じられない!」と仰っている人がいました。そのとおりだと思います。みんなで揃える喜びを、ずっと忘れずに、大事な財産にして頂ければ嬉しいな、と感じております。

サプライズが2つありました。

ひとつ目は、最後の曲目「1812年」が、メンバー総出演だったこと。この曲の冒頭を合唱で、という演奏は耳にしたことはありますが、途中の民謡風メロディの部分も合唱、というのは初めて聴きました。歌詞がちゃんとロシア語、ということは、そういう版があるのでしょうか? 私は疎くて分かりません。ご存知の方にご教示を乞いたく存じます。
かつ、金管が最終部分で吹奏楽部員も加わって増強されたのも楽しかった!

二つ目は、アンコールに、CMで演奏しているYUIさんの"I'll be"をオーケストラと合唱で披露して下さったこと。
その場にいた私たちだけが味わえた喜びでした。

これからのますますのご活躍を、心からお祈りしております。


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2008年12月 9日 (火)

SONY "PLAY YOU"新CM:大宮光陵高校出演!(12/13〜)

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以下のCMの収録時のエピソードを日本テレビ系で2009年2月17日(火)に放映するという情報をキャッチしました。ここにリンクを貼っておきますので、是非お見逃しなく!

大宮光陵高等学校第23回定期演奏会(12月14日)のご案内を掲載しておりました。

2359a400749e949aそちらでも記載しましたが、本・大宮光陵高等学校のオーケストラが、演奏会の前日の

12月13日から、
全国放映のTVCMに出演します。

SONYのウォークマン "Play You"

の、スクールライヴ編です。
いま人気のYUIさんとの共演です。

15秒版と30秒版が放映され、さらに、ネット上のサイトでは「6分バージョン」もご覧頂けます。

下記URLに6分ヴァージョンががアップされました。(12月13日)

http://www.sony.jp/playyou/main/#/playyui/detail/schoollive

確実に視聴するには日曜午後6時からのTBSテレビ「世界遺産」という番組がよいそうです。

大宮光陵高校には音楽科があるのですけれど、その生徒さんは勿論、オーケストラは本校にある普通科・美術科・書道科の生徒さんも(たぶん)加わっている団体です。
弦楽器は専攻生以外は初心者が大多数、管楽器ではピアノ専攻の生徒さんが、なんと半年でオーボエをマスター、という快挙も成し遂げていて、感心させられました。

夏に一度聴かせて頂いた演奏会での曲目は、
・ボロディン「ポロヴェツ人(ダッタン人)の踊り」
・チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」
・ムソルグスキー(ラヴェル編曲版)「展覧会の絵」
と難曲ぞろいで、
「本当に大丈夫なんかいな?」
と危惧しておりましたが、弦楽器の大半が初心者、とは信じられない、きちんとした演奏でした。

CMの中でも、彼ら・彼女たちの実力をみなさんに知って頂けたら嬉しく存じます。



SONY自体は、今日、2009年度末までに世界で16,000人削減、という明るくないニュースを発したばかりです。私は別にSONYの回し者ではありませんが、自分はMacを使っているものの、子供たちに使わせているノートPCはVaioです。

このCMでSONYの16,000人削減が止まるほどの効果があるかどうかは分かりませんが、そんなSONYにお勤めのかたにも力を出して頂ける出来上がりであることをまず期待しますし、それ以上に、このところの急激な経済的窮状で暗くなってしまった世の中に、少しでも光が射してくれることを祈っております。

将来ある若い力が見せてくれる「熱意』が、わたしたちの心の中に、是非、良い実を結びますように!



演奏会も、是非足をお運び下さいませ。

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2008年11月28日 (金)

大宮光陵高等学校第23回定期演奏会のご案内(12月14日)

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ファジル・サイのつくば公演もお聴き逃しなく!
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/in-808f.html


この演奏会は終了しました。生徒さんたちの健闘については、こちらに綴りました。

10月に一度ご紹介した「大宮光陵高等学校」の音楽科を主体とした第23回定期演奏会ですが、チラシが出来ましたので掲載いたします。
チラシ画像をクリックすると拡大してご覧になれます。万障お繰り合わせの上おいで頂けましたら幸いに存じます。

12月13日追記:
大宮光陵高等学校の管弦楽部が出演する"SONY Play You"のCMが、本日よりテレビで流れます。
予告編が、こちらのページのスクールライブ6分特別ヴァージョンがご覧頂けます! 学校の様子も良く映っています!

http://www.sony.jp/playyou/main/#/home/detail/shortmovieteaser

本題に戻って、プログラムと会場のご案内。
Omiyakoryo23th日時:2008年12月14日(日)14:00〜
場所:さいたま市民会館おおみや 大ホール(会場紹介サイトへのリンクはこちら。地図はこの頁からご覧頂けます。Yahoo!の地図の方が見易いです。JR大宮駅【埼玉県】東口を出て高島屋交差点のもうひとつ先、大木や区役所交差点を右【南】に曲がるか、しばらく先のもうひとつの信号の交差点を右に曲がります。駅から歩11分〜15分みておけばよろしいかと思います。)

内容(チラシの表記とは一部異なっております。)

<合唱の部>
・「春に」(木下牧子、詞:谷川俊太郎)
・「麦藁帽子」(三善晃、詞:立原道造)
・「落葉松」(小林秀雄、詞:野上彰)
・「月の光」(三善晃、詞:中原中也)
・「雪の窓辺で」(三善晃、詞:薩摩忠)
・"Sancta Maria"(ニステッド)
・"Cantate Domino, Halleluja" & "Ave Maria" (パウフミル)

<吹奏楽の部>
・スッペ「スペードの女王」序曲(程塚繁樹編曲)

<弦楽合奏の部>
・J.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲第3番」

<管弦楽の部>
・デュカ「魔法使いの弟子」
・チャイコフスキー:大序曲「1812年」

入場無料です!

チラシのPDFはこちら。容量が17MBと大きいので、表示もしくはダウンロードに時間がかかる点はご容赦下さい。


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2008年11月 1日 (土)

ファジル・サイ in つくば

大事なお知らせをしておかなければなりませんでした!
また遅れるところでした!

いつも、バックにいらっしゃる事務局のかたたちの確かな着眼点に仰天させられる「つくばコンサート」シリーズですが、前回分のご紹介を失念していました。

今回は同じ轍を踏まないようにしなければ。


ファジル・サイ演奏会(もとネタはキンキンさんのブログ

日時:2008年11月29日 15時開演
場所:つくばノバホール

料金:A:3500円 B:2500円 C:1500円 当日学生券1000円
※学生券は、前にもご紹介したことがありますが、これほど割安なケースは他にありません!

このコンサートの公式サイトは
http://www.tins.ne.jp/~tsukuba-concert/top.html
です。

ファジル・サイは、名前から推測できるとおり、アジア人ピアニスト。トルコ人です。
ピアノ界では東洋人の進出が目覚しいのですが、いまやその中では中堅の上位を占める人物となりました。
一昨年・昨年も来日しており、とくに一昨年は「たけしの誰でもピカソ」にも出演しています。
(そういえば、夕べの「誰でもピカソ」は、12年にして初めての<ピカソ特集>だったんだとか。人生そのものが面白いピカソでしたが、ゲルニカのエピソードはケッサクでした・・・ただの反戦絵画ではなくて、かげに、彼の三角関係の相手の女性二人の喧嘩が絡んでいたんですか! 知らなんだ。)
作曲も手がけ(あ、ここから話はファジル・サイに戻っています)、昨年は日本のアニメ映画こちらのチラシをご覧下さい。自作で始めているのも「自信家」らしい彼の顔を覗かせていて興味深く思われます)なのですが、前半にドカンと持ってきた曲目は、トンデモナイ!

「展覧会の絵」

なのであります。

これをいかに重厚に聴かせるか、というのは、(もし彼がちゃんと本気なら)大きな「聴かせどころ」であると同時に、また大きな「見せ場」にもなります。

堅実な演奏家の選択が多い中、実行委員の方々がサイの招聘に踏み切り、成功し、かつ、いつものように格安な料金で・・・しかし、これまでとは違って「スリル」をも提供してくれるのは、大変に興味深い試みだと思っております。

とにかく、人気も華もあるプレイヤーです。(あらためてWikipedia記事を読みましたら、艶聞も絶えない。うらやましい。。。)

逃しては大損!

ピアノの新潮流の一端を、是非、皆様の耳と目でご体験下さいますよう!


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2008年10月 8日 (水)

ランパル国際コンクール:上野星矢氏優勝

大宮光陵高等学校音楽科23回定期演奏会、是非お越し下さい。



本日は、思考停止状態ですので、ニュースで手抜き。

コンクールというものそのものにも疎い(正直なところ、自分でも思っていなかったくらい、興味が薄い)ので、ある筋からお知らせ頂いたことでありながら、そんなに大々的に報じられないことにも、さほどインパクトを受けていませんでした。

が・・・ノーベル賞ならあんなに報じられるのに。
音楽のコンクールだって、ピアノのものならショパンコンクールとかチャイコフスキーコンクールとか(こちらにはヴァイオリンというおまけもつきますが)ならテレビも結構騒ぐのに。
国際的にはフルーティストにとって最高の登竜門であるこのコンクールに、19歳の若者が見事優勝をしたことは、いまだにあまりニュースになっていないようです。

(毎日新聞のwebから)

ランパルフルート・コン:東京芸大の上野星矢さんが優勝

3日夜、パリで行われた第8回ランパル国際フルート・コンクールで、上野星矢さん(19)=東京芸大1年=が優勝したと、東京都杉並区の留守宅に連絡が入った。

名フルート奏者の故ランパルを記念したこのコンクールは世界的な登竜門のひとつで、これまで日本人では工藤重典さん、佐久間由美子さんが優勝している。上野さんは全日本学生音楽コンクールで優勝、日本音楽コンクールでも入賞している。

・・・まあ、どんな新聞でも、この程度です。

記念演奏がYouTubeにでもアップされたら、それで記事を作ろうかと密かに思っていたのですが、今日現在、映像のアップもありません。



熱狂的に綴っていらしたブログはこちら。
・上野星矢君を応援しよう
  http://geocities.yahoo.co.jp/gl/seiya_fl_fan

事情通でいらっしゃるかたのブログはこちら。
・♪Paris-Tokyo雑記帳♪
  http://paris-tokyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-5ecb.html  

ランパルコンクール自体の公式ページ上に上野さんの名前が出てくるページはこちら。
  http://www.civp.com/rampal/rampalgb/rounds_2008.htm

でもって、当日の様子や表彰の模様は、同じく公式ページのこちらにありました。
  http://www.civp.com/rampal/album_2008/index.html

・・・ホントは、コンクール音そのものを聴きたいところですが。
とりあえずは断念。

こちらのページで過去の演奏が聴けますね(前掲ブログと同じかたの製作ですね)。
http://www.geocities.jp/seiya_fl_fan/
 "Play"をクリックすると出て来ます。

ファンがいるというのは、若い人にとってはありがたいことですねー。
どんどん伸びて下さいねー。


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2008年9月21日 (日)

モーツァルトの自筆譜確認:付)9月21日練習記録

MozartselfmusicCurraghさんのブログの「モーツァルトの未発表曲…らしい」で知ったのですが、AFP BB Newsおよび47Newsの記事によると、モーツァルトの自筆譜がフランスのナントで存在を確認された由。残念ながら拡大画像がダウンロードできないので掲載できませんが(左の写真は47Newsからダウンロードしたもの)、上半分は調性不明、下半分はCredoの標題を持つニ長調単声部の楽譜です。各ニュースへのアクセスは、リンクしたCurraghさんの記事からどうぞ。
拡大画像はAFP BB Newsに登録することで見ることが出来ます。



9月22日追加:いちおう、別のサイトからダウンロードした小さな写真を添えておきます・・・FigaroのWebだったかな?

Mozartselfmusic2

で、それを見て、音符の書き癖は私の知る限りではモーツァルトの自筆に間違いないと思うのですが、不審に感じるのは、まず(通常モーツァルトが使用していた版型の用紙がもとだとするならば)楽譜が切り取られていること、次に上半分と下半分はおそらく調が違うものであること、三つ目ににハイスピードで書かれたと思われることで、単声部でもありますし、スケッチとして書きなぐったものなのではないか、と考えられます。で、クレドの部分のスケッチは、ザルツブルク時代のミサ曲に関連が深い音型を示していますので(【フランス式ではありえないのですが】移動ド読みですと「ド-ど-れ-み-ふぁーそらそらそ|ふぁ#-み-ふぁ#-そ-らーしドしドし|・・・という具合です)、6小節目まではヴァイオリンパート、7小節目の上部は"Coro"と読めるような気がしますので7-8小節目はソプラノが"Credo in unum Deum"と歌う旋律、 7小節目の右から2番目にあるのはヘ音記号のようですから、そうだとすると9小節目以降は7-8小節目と協和音を構成しませんでサブドミナントになりますから、男声部で"Patorem omnipotentem"と歌う旋律かとの印象を受けました。9小節目にはソプラノ記号を示すと思われるハ音記号(C)が書かれていて、12小節目までまたソプラノの旋律なのかなと思うのですが、最後はまた十六分音符なので器楽(ヴァイオリン)のスケッチらしく思われます。
1772年に書かれたとされるKyrieのニ長調の断片12小節(KV.Anh.19=Fr.1772b、NMA第2分冊に写真はないので、オリジナルを反映しているかどうかは分かりませんが、声楽部は6小節目まで、器楽部は12小節目まで出来上がっていてスコアの体裁をなしています)がありますから、この"Kyrie"と同じグループのミサ・ブレヴィスに属する可能性もあるかも知れません。
なお、最下行に、1839年にモーツァルトのものであると鑑定した署名があり、今回の確認はその追認ということになります。
(9月22日付記:Curraghさん情報によると、Fogaro紙は本フラグメントを、父レオポルト宛1783年書簡を根拠に1787年と判定した、と報じている由。・・・なんで、4年も前の手紙がフラグメントの年代決定に繋がるのか、かつ1780年代後半のものとしてはパッセージがあまりにもザルツブルクっぽいのも、不審ですけれど・・・詳しく知りたいところです。)
47Newsによると、ナント市では来年1月下旬からの音楽祭でこの楽譜を演奏する予定、とのことですけれど・・・これだけの構成のフラグメントをどう演奏するつもりなんでしょうか???



さて、本日の練習記録。こっちが本題でなければいけません。ですが、要点は限られていますので、なるべく手短にします。
毎度の所用で、前半のハイドンに出られなかったことを、最初にお詫び申し上げます。ただ、先生のご指摘と合っているかどうか分かりませんが、・・・あ、スコアどっかやっちゃった!・・・今回の「めんどり」は各モチ−フのキャラクターをくっきり浮かび上がらせ、しかも主役脇役の変転のバランスを臨機応変に把握し、正しいリズムで演奏しないと面白くも何ともない。音楽のイディオムとはこういうものだ、という前提が個々人の中にも明確にあった上で、それがきちんと全員に共有されて初めて、ハイドン本来のユーモアが活きる作品だと思っております。ハイドンはしばしば「偶数ではない」小節でのテーマ構築をしていて、それが意外な落とし穴になることもありますから、そのあたり、よく読譜しておく必要は、少なくとも注意を受けていたのではないでしょうか?(ハイドンについては先生とお話出来ませんでしたので、推測のみです。)

<シューマン「第4」3・4楽章>
※第3楽章
・主部は2小節単位の起伏を最小要素として前半部4+4+8、後半部8+4+4+8+8+前半部構成、という作りになっている。その構成の中での起伏を考慮して。とくに、節目節目は決して紋切り型には切れない。(先生の仰りたかったのは、「鐘の音のように減衰して、次の節が新たに始まる、という感じではなかったのかな・・・)
・主旋律に見える動き(1stVn.中心、もちろん、間違いなくこれがいちばん明確な旋律なのですが)よりも、四分音符の連続する管楽器の方にメロディ性が強くある(付点二分音符に伸ばして繋げて吹いてみるとよく理解できる)ことに留意が必要
・練習記号Qの木管とヴァイオリンの旋律は2小節目ごとに、次小節のアウフタクトと明確に区切る
・同じくQ4小節目のヴィオラ以下の四分音符は、フレーズを終わらせる音である。
・Trioの1stVn.以外のパートは、引き続き主部と同じ役割を担う。

※第4楽章
・序奏部〜「トランペットは、どう感じてここを吹いていますか?」/「神々しく」・・・うーむ、輪郭のはっきりした音で吹いてしまっているのでそんな問答になったと思いますし、かつ録音で出ているものはここが「輝かしい」演奏であることが多いのは事実ですが、下でうごめいている弦楽器はまだクレッシェンドの途上なので、むしろシューマンの内面としては「ミステリオーソ」の要素が強い音色を求めている気がするんですけど・・・ご一考を。
・主部〜付点音符は軽やかに吹ききり、弾ききる。
・練習記号Uに現れる旋律は、フォルテとピアノをディナミーク上明確に区分する(ただし旋律としては切れない)
・Wの4小節前、2小節前は、次の小節と明確に区切り、各々次の小節は「ゼロから始まる」ピアノからの急激なクレッシェンド

ちゃんと意味が通じるように綴れているでしょうか?
でなければ、ごめんなさい。

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2008年9月12日 (金)

コンサート紹介:シュッツ「ダヴィデの詩篇曲集」9月19日(金)

残念ながら私は行けないのですが(家庭が家庭なものですから)・・・

今日、娘の師匠の紹介で知りました。

「ハインリヒ・シュッツ合唱団」という、1968年創立の素晴らしい合唱団が東京にあること自体、最近まで知りませんでした。

この団体が、来たる9月19日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で、日本ではなかなか聴くチャンスが無いであろう、非常な名曲のコンサートを行います。

曲目は、

ハインリヒ・シュッツ作「ダヴィデの詩編曲集」全26曲(1619年作)

です。
音楽史の話題にはいずれ登場してもらわなければならない大作曲家シュッツですが、ガブリエリの影響を受けた彼の、最高の名作です。(私も大好きなのですが、遺憾なことに、12曲しか聴いておりません。しかも、CDでの出会いであるため、本当は喉から手が出るほど行きたい公演です。この作品の立体感は、ナマでなければ、かつ適切な会場でなければ、絶対に体験できないからです。その二つの条件をきちんとクリアした演奏会には、なかなか巡り会えません。)

この作品、8声から18声という多岐にわたる声部数でのみごとな二重〜四重合唱曲でバロックファンは聴き逃し難いものである、というだけでなく、彼の「マタイ受難曲」や「十字架上の七つの言葉」とともに、もっと知られてよい作品群で、しかも全曲を聴けると言うのは、またとない機会でもあります。



ハインリヒ・シュッツ合唱団を率いていらしたのは、淡野弓子女史。
「拍というよりはコドバに寄り添って振る」
合唱指揮をなさるのだそうで、一度は拝見したいなと思いました。キリスト教の聖歌が指揮の下で歌われる場合と、振る発想が同じだからです。指揮の原点を実践なさっている。

今回の演奏会は、女史の常任指揮者引退記念、かつご子息、淡野太郎氏の常任指揮者就任記念講演でもあるそうです。

S席:6,000円、A席:5,000円、B席:4,000円、学生席:3,000円です。



「ハインリヒ・シュッツ合唱団」は、活動履歴を見ると、シュッツの研究と作品紹介に努める堅実な団体でありながら、一方で、これも知名度のわりに日本では耳にする機会の少ない現代作曲家ペルトを採り上げるなど、意欲的な活動を展開なさっています。デビュー当時にプリングスハイム(マーラーの弟子だった知日家の名指揮者)の絶賛を受けた由。1989年から12年をかけて、500曲に及ぶシュッツの全作品を演奏したとのことです。
また、アーノンクールの実践例をみてきたときの3回目、「メサイア」のときに比較で上げた武久源造氏の新作「初めに言ありき」(1992)、「なにゆえもろもろの国人は騒ぎ立ち(詩篇2)」(2004)の初演も手がけています。どちらのものかを伺い漏らしましたが、武久氏の作品ははお子さんを亡くされたことによって創られたものだそうで、この団体の心の深さを物語るエピソードでもあるように感じております。

その他、1998年以降、本郷教会にて、バッハのカンタータを教会暦に剃って演奏なさっても入るとのことで、これは何とか機会を見つけて行かなくては、と思っております。



19日のコンサートに行けた方、ぜひ、ご感想をお聞かせ下さい!


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2008年7月18日 (金)

楽器は大切に扱いましょう!

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旧ブログも復旧しました。一部音声ファイルが聞けませんが、記事は全部残っております(いくつか、障害を起こしやすいものだけ削除したり改変を行ないましたが)。大変ご心配をおかけしました。
こんなニュースが掲載されていました。

心当たりのある「アマチュア」さんは、くれぐれもご留意を! まして、プロさんは言わずもがな。

(読んで下さるかたに、私の経験をご存知のかたもいらっしゃり、充分ご謝罪も頂いたので、掲載は心苦しいのですが、楽器に対する扱いの甘さが目に付く事情は変わっているとは思いません。Yさん、すみませんが、ちょっとつづりますね。)

私自身が、あるアマチュアオーケストラでのお手伝いで、袖の狭いホールで本番前の練習をしている最中、そこの団員、しかもあろうことか弦楽器奏者にぶつかられ、弾いていたヴァイオリンがそのはずみで落ち、指板がはがれましたが、ぶつかった相手からは何の謝罪もありませんでした。結局出演不能となって・・・当然、そんな団体の本番を聴こうだなんて気も起きるわけがなく、さっさと帰宅した苦い思い出があります。(ついでながら、こうした事故で指板が剥がれるのは、暑さで膠が溶けて剥がれるのとは違いますので、膠と一緒に、そのしみ込んでいるネックの木部を削っての修理になるため、直った時には前より指板の高さが下がります。その分を、新たに付ける指板・・・高さを従前と同じにしたければ、もとのものは原則として使えませんので、交換となります・・・の厚さや角度などで調整しなければならなくなり、その結果、必然的に音色も変わります。もちろん、「いい方へ」とはいきません。)
その後、責任者の方が熱心に謝って下さった(本人ではないのが不満でしたが)ので、気を取り直して、修理費用を負担するから、とのお申し出も断り、その団体にもう一度だけ手伝いに行ったのです。
が、打ち上げの席で「指板がはがれたときの話」をしたところ、
「もう、いいじゃないですか!」
と笑い声交じりに言われ、耳を疑いました。

音楽を愛している人の口から出る言葉ではありませんよね。
その団体には二度と行かない、と、そのとき固く心に誓った私でした。

以下、ニュースの引用。



<チェンバロ>「最高傑作」壊された…製作者が市民楽団提訴

2008年7月18日(金)15時1分配信 毎日新聞

 国際的に有名なチェンバロ製作者、○○■郎さん(56)と演奏家の妻◇子さん(55)=東京都△▲川区=が、ずさんな扱いでチェンバロを壊されたとして、△▲川区の市民楽団「△▲川フィルハーモニーオーケストラ」と団員を相手取り、880万円の賠償を求め東京地裁に提訴した。原告代理人によると、高額な楽器の賠償を巡る裁判は珍しいという。【銭場裕司】

 破損したのは、■郎さんが86年に製作したチェンバロ。米国のジャズピアニスト、キース・ジャレットさんが買いたいと申し出たが、○○さんは「自己の最高傑作で売る気持ちになれない」と断った。その代わりに同じ型のチェンバロを製作し、89年に400万円で売った。同型は世界に2台しかなく、そのうち1台が壊れた。

 訴えによると、◇子さんは06年7月、△▲川フィルから協演依頼を受けた。演奏会前日のリハーサルで、団員3人が会場にチェンバロを搬入する際に、高さ約70センチの台車から落とした。亀裂が入り弦を張れず、修復も不能となったという。

 このチェンバロには、現在では入手が困難な良質のインド産の紫檀(したん)を使っており、同じ物を製作するのは難しいという。○○さん夫妻は楽器の価値を600万円とし、慰謝料などを加えた賠償を求めている。

 ○○さん側は「タイル目地に台車がひっかかったのに無理に押して台車を壊した」と主張。△▲川フィル側は「無理な力はかけていない。ボルトの脱落で台車が崩落した」と争っており、30日に最終弁論が開かれる。

 ■郎さんは、製作が途絶えたチェンバロを独自の設計で製作することで知られ、ジャレットさんら著名な演奏家から高い評価を受けている。

 ◇「ずさんな管理」を批判…○○さん夫妻

 ○○さん夫妻は、提訴した理由の一つにずさんな楽器管理の問題を挙げる。「楽器を動かすには専門業者が必要で、繊細な扱いが求められるのに、素人判断で漫然と動かそうとした」と憤り、「団員が通路に置いたコントラバスをまたいで歩くのも見た。アマチュアといえども見識を疑う。なあなあで済ませたらまた次の事故が起こる」と訴える。

 裁判所が楽器の価値をどう認定するかも注目される。◇子さんは新しいチェンバロで演奏活動を続けるが、「20年間育てて体の一部のようだった。自分の意思に反応するのが楽器であり、育てるには時間が必要」と失った存在の大きさを語る。原告代理人の○○○○弁護士によると、希少な楽器であるチェンバロに対応する保険商品はないという。

 △▲川フィルの×井×信団長は、毎日新聞の取材に「手で運ぼうとしたら台車に乗せてくれと言われた。同情はするが、責任はないと考える。楽器をまたぐような扱いはないと思う」と反論している。


引用、以上。
△▲川フィル側の「言い分」には訴訟絡みで不利になれない事情もありますので、「責任はないと考える」発言に対する批判は致しませんが、「同情はするが」というお言葉遣いがよろしくない、と思うことと、併せて2つのことは申し上げておきたいと存じます。

1)「ボルトの脱落で台車が崩落した」のであれば、まず、そのような欠陥台車を用意していたホール側の責任は明確です。もしこの通りのことが原因だったのならば、偶発事故ではないことになります。事故当初にその確認はきちんとなさったのでしょうか? 確認がその時点できちんと出来ていれば、賠償責任の話はもっと早期に整理され、訴訟にまで至らなかったはずだと思われ、このあたりに△▲川フィル側の認識の甘さを推測せずにはいられません。

2)たかだか団員3人で運ぶことにだけ熱中していたのであれば、手段の如何に関わらず、貴重な楽器を運搬することについての受託管理責任を充分に果たしていなかった、と見なせます。楽器を運ぶ行方を管理する役目を荷う人が、最低でも前後に2名は必要だったはずです。このことだけとっても、△▲川フィルは責任を問われるべきです。但し、楽器本体が個人の所有物であれば、楽器の管理責任は所有者にあり、所有者が△▲川フィルの団員に理解出来るように楽器の取り扱いを指示したかどうか、そのあたりの適切さも問われるべきで、記事からだけで私はどちらか一方だけの責任がある、と断言出来ません。双方に責任があった、と考えるのが自然であると思います(そうした理由から、固有名詞は伏せ字としました。但し、団の方へのアピールは・・・ご自身たちが真剣に悩んだのでしたら結構ですが、そこをあえて性悪説で考えさせて頂き・・・やはりしておきたく、推測出来るかたには推測出来るようにしておきました)。

なお、楽器、骨董品など価格を推し量り難い物品については保険がきかないのは、新聞記事の記述の通りです。



デジタル楽器も含めて、「楽器」というものは決して単純に「工場のライン」で出来上がるものではありません(工場のラインで出来上がる製品は、私に言わせれば「楽器もどき」です)。
残念ながら、つまらないことで行き来がなくなりましたけれど、中学時代から、私はヴァイオリンを一生懸命作っているおじいさん(いまでも尊敬はしています)のところに遊びに行って、木を選ぶ・充分に寝かせる・時間をかけて加工する・組みあがっても納得のいかない音ならば手直しする、ということを教えて頂きました。
また、私のヴァイオリンをメンテナンスして下さったかたからは、指板や、本体の中についている力木(バスバー)、魂柱なんかは当たり前だとして、なんと糸巻きや糸枕、テールピース、顎当てといった、弾いているだけの人間には「そこまで?」と驚くほど、些細で小さなはずの部品一つ一つがいかに楽器の音を変化させるかを、実際に耳で何度も確かめて見せていただいたりしました。(ヴァイオリンの部品の用語をご存知ないかたは、楽器図鑑などをご参照下さい。探したかぎりでは、こちらにリンクしたページの写真が、一度に知るにはいちばんいいかなあ。。。これらの部品の一個一個どれもが、音色を変えるんです。信じられます? よっぽど分かっている人じゃないと教えてくれませんし、また、そういう職人さんのところへ足繁く通わないと、ピンと来ることもないでしょう。・・・私はマメじゃないので、実はあまり偉そうには言えません。。。それでも、上で言ったことが間違いではない程度を理解できるくらいは、何度も、調整の場面をじっくり見させて頂きました。まあ、こんなマイナーブログでも、その団の中に読んでくれる人がたまたまでもいらっしゃれば、の話ですけど。)

ひとつひとつが、私には事実として目にも耳にも焼き付けられていますけれど、遺憾な事に、私は職人ではないために、どうすればそうなるのか、という正確な知識も勘もありません。
ですが、楽器と言うものは、どんなものでも、それほど精緻に出来ているのだ、ということは、このニュースを機会に一人でも多くのかたに知って頂きたいと、いま、強く感じております。


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