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2014年3月23日 (日)

アンサンブルをするにあたって

東京ムジークフロー弦楽器の皆様

本日はどんちゃん騒ぎの中学部活的練習で本当にお粗末様でございました。

(><)

こまかなことは今後いろいろご指示があると思います。
今日拝聴しながら(自分のためも含めて)感じたことを簡単にまとめておきます。
お役に立つかどうかは分かりません。(^^;;
「芸術的」な事柄に関しては先生の練習に委ねます。

・テンポが速くても曲の構成や音の流れが(ある程度感覚的に、程度でいい)分かっていると、自分で思っていたよりワリとどんどん行けてしまうのは実感なされたと思います。・・・こまかいこだわりより、まずは大まかにでも曲の作りを理解しておくことは、大切なのではないかと思います。

http://music-hongou.art.coocan.jp/audio/Haffner4.mp3

・弾く旋律(主役であろうと、脇役だろうと)に対しては、まず「少女マンガ的」でいいから自分なりのストーリーを持ってみることをお勧めします。「ハフナー」の第2楽章でちょっとそんなことをやりました。時期を外していますがクリスマスのイメージだと前提しました。
第1ヴァイオリンが十六分音符のスタッカートを弾くのがサンタのソリの鈴だとしたら、第2ヴァイオリンとヴィオラはプレゼントを待ちこがれる子供のワクワクする様子です。低音はさらさらと降る雪ですから、決して重たくはないわけです。
こうしたストーリーは最終的には過剰にならない方がいいのですけれど、私たちのようなアマチュアには、いの一番にきちんと抱いておける「空想力」は必要ではないかと考えております。

http://music-hongou.art.coocan.jp/audio/Haffner2.mp3

・以上の準備をした上で、拍子のカウントは、その曲の中で一番細かく動く音符の、さらに倍の単位を基準になさる習慣をつけて下さるとよろしいかと思います。同じく「ハフナー」の第2楽章の例で行きますと、最初に第2ヴァイオリンが十六分音符で動きますから、この場合三十二分音符でカウントする、という具合。

・他のパートと同じタイミングで出る箇所は、いっしょに出る相棒パートの「息づかい」・・・これはほんとに空気そのものの流れを皮膚感覚的に感じるものなのですが・・・をよく感じ取れるようにしましょうね。今日こういう言い方はしなかったのですが、あたかも自分の皮膚がカエルの皮膚であるかのように、他パートの「発音以前に出る音」を敏感に感じるアンテナは、その気になれば必ず持てると思います。

・他パートといっしょに動く(ユニゾンだったりいっしょに和音を作るのだったり)ときは、同タイミングの場合の応用です。一音一音すべてに皮膚感覚がいりますが、技術がついていかない場合、全部を音にするのではなくて、揃うところをうまくきちんと拾って揃える工夫がいるかもしれません。ただし、実のところは、同じタイミングで出るよりもユニゾン等で一緒に動く、その動きを揃える方が難しくありません。

・音楽の適切なニュアンス作りでいろいろ注文はされますけれど、「そこは柔らかく消えていくように」という指示がある場合、本当に消えてしまうのは、私は「いけないこと」だと考えております。フレーズの最後の、消えていく音の「長さ」が四分音符であれば、四分音符分はちゃんと音を出しつつ、それが「消えていくように」聞こえるべくご工夫頂ければと存じます。・・・大変ですけれど!!!

こういうことを言葉にするのって、とっても難しいですね! (>_<)

でも、今日ご一緒頂けていれば、ご理解頂けるものと確信しております。

・・・楽しみましょう!!!

(「ハフナー交響曲」からの音のサンプルは、オトマール・スウィトナー指揮ドレスデンシュターツカペレのものです。)

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