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2012年12月15日 (土)

たのくらしっく1:落語で聴く「ピーターと狼」

マニアはごたくをならべるのが大好きなので、それはそれとして許してもらいましょう。
「たのくらしっく」とタイトルに冠する時は、無条件に楽しむ、というのを条件に行ってみたいと思います。


さて、あたくしは、とりわけクラシックと呼ばれている音楽が大好きで、今日まで生きてまいりました。

ところが、兎角「クラシック」というと、高級だとか、堅苦しいだとか、そういう評判のほうがたかくて、
「貧乏人のあたいには似合わない種類のものなのかなぁ」
と頭を悩ませることも、始終ございました。

それでもこりずに、素人の楽隊なんぞに入れてもらって、口三味線を弾かせてもらったりしとるんではございますが、クラシックの楽隊に行くと
「俺ぁ、演歌なんてもんは音楽じゃねぇと思ってる」
とぬか・・・おっしゃる先輩なんぞもおいでになりましたし、妙齢のご夫人が色っぽく
「わたくし、カラオケというものに出掛けたことがございませんの」
とお誘い下さったのでお連れしましたら、中に入ったとたん
「なによ、ここ!」
と飛び出られたこともございました。いえ、ただのカラオケやさんだったんですよ。いまみたいにボックスにもなってませんでしたけれども。

そういうひとたちに聴かせたら、目くじらたてて、頭から湯気出されそうな一品が、こちらでございます。

「ピーターと狼」キャラクター紹介場面
http://music-hongou.art.coocan.jp/audio/PeterAndWolf-intro.mp3
語り:古今亭志ん朝
山本直純指揮・日本フィルハーモニー交響楽団
1967年7月25日収録
(Columbia Music Entertainment COCQ83645)

引いたのはキャラクター紹介の部分ですが、この前に「前口上」があり、後に本編が続きます。

お聴きになって、こりゃあイケる、と思って下すったら、どうぞCDをお買い求め頂けますようにお願い申し上げます。

「抜き衣紋に着物を着て」なんて、今じゃあそうそう聞けない、いい言葉ですねぇ・・・「はりみせ」だとか「おいらん」だとか。。。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00008NX1E/

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ところで、この音楽を書いたプロコフィエフ、って人はたいへんにくッたらしい物言いをしていたお人のようですが、ソ連当時にはショスタコーヴィチさんのおうち(別荘)のご近所さんで(こちらも別荘)、ショスタコーヴィチ家の子供たちがときどき覗きに行っては怒鳴られるので、かえって子供たちが面白がって、しょっちゅう覗きに行っては怒鳴らせて大笑いしてた、ってお話もあったかと記憶しております。いま、我が家が工事中で、書いてある本を引っぱり出して来れません。
子供好きでもなかったらしいプロコフィエフさんが、なんでこんな曲を書いたのか、は、全然分かっていないようでございます。

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