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2012年11月30日 (金)

【12月1日】筒井一貴さん「フォルテピアノを聴く!見る!触る!」第6回

今回は土曜日夜という絶好の条件です。
最近のバタバタにかまけ直前のご案内になってしまい汗顔の至りですが、この機会に是非、と、声を大きくして申し上げたい会です。

<目白から音楽で支援を!>
東日本大震災復興支援コンサートシリーズ
「フォルテピアノを聴く!見る!触る!」・・・第6回

12月1日(土)19時開演(18時半開場)、20時終演
20〜20時半 フォルテピアノ試奏タイム
2500円(当日精算、試奏の方は復興支援カンパを!)

Myonichikanmap

<使用楽器>
オリジナルフォルテピアノ:Johann Georg GRÖBER (Insbruck(sic) 1820年ごろ)
6オクターブ 5本ペダル ウィーン式アクション

<プログラム>
シューベルト/ソナタ(未完)ハ長調 D840 より、第1,2楽章(1825年4月)
シューベルト/ソナタ イ長調 D664 (op.120)(1819年6月?)


そう、上記のフォルテピアノを傍で指をくわえて眺めるのではなく、じかに触ってみることが出来る。
それも、会ごとに違うものに触れられるなどという贅沢は、私たちはよっぽどでないと味わえません。
お勧めしたい理由は、そこにもあります。

もうひとつ。
音楽に触れる、という面でも、「その人の有名税と色」だけで、では、本当はつまらない。
筒井さんは、好奇心旺盛で勉強熱心で、扱う楽器、扱う作曲家によって、
「さて、どんなふうに音楽を作ろうか」
なることを、いつも一生懸命考える方です。
そして、お客さんにそれを<楽しく>聴かせることを心得た、柔らかいお人柄が、大変な魅力です。

音楽の楽しい面については、安直に「楽しい楽しい」で終わってしまう<つまらなさ>を孕む危険が常にあります。だからこそ、演じ手がしっかりと
「では、その楽しさ(や美しさ)の根源はどこにあるのか」
をじっくり突き詰め、その突き詰めたものをお客にぶつけるのではなく、ステージに立った時には、むしろ捨ててしまって、喜びだけを感じさせるようにしていかなければならなかったりするのではないか、と思います。

筒井さんは、そのあたりを飄々と演じてみせるのが、私は大好きです。

ご本人に無断で、なのですが、今回演奏なさるシューベルト作品についてお述べになっているものを引用させて頂きます。

シューベルトはかなり好みな作曲家で、なんというか、抑制された感情と悪魔的な感情の爆発とのコントラストあり、穏やかで訥々とした語り口のままに遠く離れた響きの彼方に拉致されるがごとき恐ろしさあり、それは戻って来られないのではないかとさえ思える恍惚であり至福であり、それとも美しき死への憧憬なのか・・・D840のソナタは完成されている楽章のみを演奏します。しかしこれは一体全体、なんという音楽でしょう。シューベルトの音楽の、破滅的な場面にありながらも涙を浮かべつつ微笑むような姿、もしかしたら《ウィーン》の一面、なのかも知れませんね。」

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