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2012年2月 4日 (土)

古典も高価値! 2月10日モーツァルト:大井浩明さん&阿部千春さん(コンチェルトケルンで活躍)

大井さん阿部さんの(私にとっては黄金ペアの!)モーツァルトのヴァイオリンソナタシリーズ最終回です。

会場地図を先に。
2月10日(金)19時開演(18時30分開場)
淀橋教会 小原記念堂

Yodobashikyoukai

  東京都新宿区百人町1-17-8
  JR総武線・大久保駅下車徒歩1分
  JR山手線・新大久保駅下車徒歩3分

【お問い合わせ】
 合同会社opus55
 tel  03(3377)4706 (13時~19時、水・木定休)
 fax 03 (3377)4170 (24時間受付)
  http://www.opus55.jp/

 全席自由 3,000円

大井さんのブログ記事はこちら:http://ooipiano.exblog.jp/17206897/

大井浩明さんのファンは彼の現代音楽のコンサートにばっかり行っちゃう人が圧倒的に多い気がします。
でもでも、ご存知のように,大井さんはベートーヴェンのソナタの全曲連続演奏で名を馳せたのでしたし,後発ファンの私はその「(いわゆる)月光ソナタ」の録音で目ん玉が飛び出たのでしたし。バッハ「フーガの技法」をクラヴィコードで録音したCDも高く評価されています。

で、その大井さんが数年来、コンチェルトケルンでの活躍で非常に注目されている阿部千春さんと組んでモーツァルトのヴァイオリンソナタ全曲にチャレンジして来ていました。今回はいよいよその最終回となります。
モーツァルトのこのジャンルの内でも珠玉というべき、彼の生涯の早すぎる晩年にさしかかるころの作品群です。未完の第39番(K.404)もプログラムに含まれており,大変貴重な機会となります。そのうえに、フォルテピアノと18世紀の状態の(しかもオリジナルの)ヴァイオリンで演奏されますから,モーツァルトのイメージした音像はどんなであったか,それが今の私たちにはどう聞こえるか,を身近に感じられる希少なチャンスであるとも言えます。

創作者がどのような響きを意図していたか,を徹底して追求する姿勢を本気で貫くのが、大井さんのぜったいに崩さない基本姿勢であるところは,彼のファンならよくご承知の通りです。ですからこそ、この機会に、彼のその姿勢が「ドラえもん的超時空」を実現するものであることを、是非、現代音楽ファンの方にもしかと確かめて頂ければ,というのが、私の切なる祈りです。

ヴァイオリンの阿部さんはドイツ在住が長く、私は日本国内での知名度がまだまだなのをたいへん惜しく思っております。肩当てを用いないというだけなら誰でもやれるヴァイオリンの弾き方ですが,彼女はそれを顎にさえ当てません。肩にぽんと乗せただけで弾きます。ヴァイオリンを少しでもお弾きの方はお分かりになる通り,そんな弾き方では通常楽器が非常に不安定になります。・・・彼女は,違います。その安定感を初めて目にする方は,きっとビックリ仰天なさると思います。ヨーロッパの奏者の中にようやくこの奏法のかたも増えてきたように見受けますが,まだまだ数少ない奏法で,これも古典期までの名人がどのようにヴァイオリンを操っていたかを私たちにしらしめてくれ、視覚的にもたいへん楽しませてくれます。
で、阿部さんの素晴らしさは,実はそんな表面的なことにあるわけではありません。曲に取り組む姿勢が、やはり「追求魂」に溢れています。表面が淡々として見える人だけに,その熱意には毎度頭が下がっております。
彼女の追求魂は、今回の演目について彼女が綴った解説文からも読み取れますので,大井さんのブログに掲載されたその文章を是非お読み下さい。(なので、ここで曲についてのつまらぬ蛇足を述べることはしません。)

http://ooipiano.exblog.jp/17206897/
多数の方のお越しを!!!

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【曲目〜演奏順(予定)】
●ソナタ第40番 変ロ長調 K.454 (1784/1784出版)[全3楽章]
Largo/Allegro - Andante - Allegretto
●フランスの歌《羊飼いの娘セリメーヌ》による12の変奏曲 ト長調 K.359(374a) (1781/1786出版)
●ソナタ第41番 変ホ長調 K.481 (1785/1786出版)[全3楽章]
Molto Allegro - Adagio - Allegretto/Allegro
●《泉のほとりで》による6つの変奏曲 ト短調 K.360(374b)(1781/1786出版)
●ソナタ第43番 ヘ長調 K.547 (1788)[全3楽章]
Andantino cantabile - Allegro - Andante
●ソナタ第42番 イ長調 K.526 (1787/1787出版)[全3楽章]
Molto Allegro - Andante - Presto
●ソナタ第39番 ハ長調 K.404(385d)(1782)[全2楽章]
Andante - Allegretto


それから、こっちはフォルテピアノが「さわれちゃう」、こっちもぜったいお勧めの演奏会です。リンクをご参照下さいね。・・・つい1こ前の記事ですけんど(^^;

2月8日 筒井一貴さん(東日本大震災のためのチャリティ)
http://ken-hongou2.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-172e.html


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