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2011年12月17日 (土)

今シリーズの目玉!大井浩明さん「POC:韓国特集」12月23日(祝)

毎度の地図でございます。
メトロ代々木公園駅出口1から出たら目の前の道を左に行きます。
わりとすぐ広い通りに着き、その左向こうにファミリーマートが見えます。
そこの(右手の)歩道橋を渡れば目の前右方向です!

12月23日(祝)17時30分開場、18時開演です。
韓国作曲家の作品特集は、日本では希少な機会ではないでしょうか?
今回は、お運び頂くこと自体に大きな価値があるはずです。

Hakuju_2
地図部分を選んでケータイのボタンを押すと、出来るだけの拡大図で見られます。

千代田線「代々木公園駅」出口1から歩5分
小田急線「代々木八幡駅」南口から歩5分

路線検索(Yahoo!モバイル版)
http://trans.mobile.yahoo.co.jp/
PCからだとPC用検索画面が開きます。

【問い合わせ先】
(株)オカムラ&カンパニー
  tel 03-6804-7490 (10:00~18:00 土日祝休)
  fax 03-6804-7489 info@okamura-co.com

 〈前売〉 学生2,000円 一般2,500円

 〈当日〉 学生2,500円 一般3,000円


以下大井さんのブログから引用:
【ポック#9】 韓国現代ピアノ作品を集めて

大井浩明(ピアノ)、有馬純寿(電子音響)

曲目解説記事:http://ooipiano.exblog.jp/17209183/
開催案内記事:http://ooipiano.exblog.jp/17209022/

■尹伊桑(ユン・イサン 윤이상)(1917-1995)
 5つの小品 (1958)、小陽陰(1966)、間奏曲A(1982)

■朴琶案泳姫(パク=パーン・ヨンヒ 박-파안 영희)(1945- )
波紋(1971)、のどの渇き(2008)

■陳銀淑(チン・ウンスク 진은숙)(1961- )
 ピアノのためのエテュード集(1994-2003)
 (初版+改訂版 全曲による通奏世界初演)
 
   I.インC (初版+改訂版)
  II.連鎖 (初版+改訂版)
  III.自由なスケルツォ (初版+改訂版)
  IV.音階 (初版+改訂版)
  V.トッカータ ~大井浩明のために
  VI.粒子 ~P.ブーレーズのために


■姜碩煕(カン・ソッキ 강석희)(1934- )
ピアノ・スケッチ(1968)(日本初演)
アペックス(1972)(日本初演)
インヴェンツィオ~ピアノと電子音響のための(1984)(日本初演)
ソナタ・バッハ (1986)


今回は今シリーズの最大の注目回だ、と思っていたのに、自分のアマチュア活動が絡んで伺えないので、悔し紛れに蛇足を綴っておきます。

現在あるいは近過去の音楽は、どうしても政治・社会的な色眼鏡抜きには聴けなかったり語り得なかったりします。このことに違和感を持つかたも、まだまだ少なくありません。
しかし、それはもう安心して享受されている過去の音楽も本当は通ってきた道です。
音楽作品は、冒険をしなければそのような「地位」を獲得できないのだとも言えるのでしょうか?
私的にはちょっと違ったふうに思っていて、冒険により淘汰を受けた作品が宝石のような価値を得て輝いて行くのだと信じております。
21世紀初頭の今は、同時代音楽は種類を超えてなんらかの社会的メッセージ性を作者が付す場合もあり、作者がしなくても受け手がそうする、なる傾向が、過去50年の中で最も色濃い時期であるような感触も持っております。
だからこそ、お聴きになるかたの価値観はさまざまでも、ついには<この響き>の中に、これからの私たちの大切な宝石になるはずのものに、しばし心を空にして耳を傾ける意義は非常に大きいと言えるはずです。

現代音楽は日本では作者ご本人・作者を支持なさる方が企画なさって演奏会を催すほうが圧倒的に多いのではないか、というのが素人の私の認識です。それが誤っているならお詫び申し上げるしかありませんが、このように認識している私からは、大井さんの試みはいつも全く違う・・・ご本人のある意味押しとこだわりの強いキャラクターから持ってしまう先入観とは正反対に・・・、いまご自分に可能な限りの巨視的な取り組みをなさろうという、「特定」性の薄い企画展開をなさっているように見えます。
1回1回が濃いので目くらましされますが、大井さんの内的活動の中では、それは相互に関係を持って、たぶんご自身にもつかみきれないほどの大きな独自世界を形成させて行っているのだろうと感じております。

このたびお採り上げの作曲家の中では私は偶然にウンスク・チンさんのCDを何も知らずに入手し、芯が強いながら艶やかでもある不思議な響きに驚いて、しばらく聴き入っていた時期があります。現代音楽にお詳しい方のあいだでは行き渡ったお名前のようなのですが、個人的に、もっともっと一般的な知名度があってもよい、作品が普及してもよい作曲家さんだと信じております。

日本と深い関わりを持ち続けて来たにも関わらず、ふつう日本人がそれを知らずにいる韓国作曲家の世界に、ここいらで私たちはもっと踏み入り、理解をしていくことは、大変な重要事ではないでしょうか?
それがまた、大井さんが去年展開したシリーズで紹介された日本の作曲家たち、今年のシリーズで紹介されているクセナキス・リゲティ・ブーレーズ・シュトックハウゼンら、それぞれの点と点を結ぶ線、それにより描かれる面、への私たちの気付きへとひろがりますことを心から願っております。
さらには、気付きによって得られた面への認識が、私たちの中に新たな空間を形成して行きますことを、とても期待しております。

ともあれ、お運び頂いたかたのレポートがこんなに心待ちされる回はありません。

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