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2011年7月 3日 (日)

曽我大介さんのメッセージ:全日本医家管弦楽団第21回定期演奏会にて

ルーマニアで才能を開花させ、日本では大阪シンフォニカ(現:大阪交響楽団)音楽監督を経て東京ニューシティ管弦楽団首席客演指揮者をお務めの曽我大介さんが、本7月3日(日)、紀尾井ホールにおける全日本医家管弦楽団の第21回定期演奏会に招かれて指揮をなさいましたが、その折にこんなお話をされました。もっともな活動でいらっしゃると感じましたので、概要のみを掲載させて頂きます。言葉がお話とズレてしまった点がありましたら、綴ります私の責任ですので、そこは御斟酌下さいますよう、予めお願い申し上げます。

「東日本大震災で、中高の吹奏楽の楽器が流されてしまったことは大きく報じられ、被災地には支援の楽器も集まっています。しかしながら、さらに深刻に足りなくなているのは、小学生が入学して最初に<春の小川>をみんなで歌うときに伴奏するためのオルガンであったり、子供たちが使う鍵盤ハーモニカといった教育用の楽器です。しかも、それらを取り扱う地元の楽器やさんのダメージも計り知れません。支援物資で楽器が集まることもよいのですが、本当に大切なのは、地域がもとのいきいきした経済活動をも取り戻すことだと考えております。
 そこで、音楽活動をしている私達仲間は、地元の楽器店さんにまとまったお金をお渡し出来、楽器店さんが正価で教育学校を仕入れ、販売出来る支援を行なっていこうとしております。」

賛同出来る人は本日是非募金にも協力を、と、終演後、曽我さん自らが募金箱を抱えてロビーをかけずり回っていました。
今日はどうやら30万円ほどかきあつめることができたようです!

曽我さんを見かけたら、是非、曽我さんにいっぱい稼がせて差し上げて下さい!

http://www.soga.jp/ID/ 

じつは、全日本医家管弦楽団の定期演奏会自体が、3月21日に予定されていたために東日本大震災によって延期になっていたものでした。だからこそ私などは拝聴出来るようになったのではありますが、団員の皆様も大変だったのではないかとお察し申し上げております。

お医者様や医療を周辺から支える皆様の「息抜き」で始められるようになったオーケストラ、とのことですが、「医療」というイメージからは程遠い(失礼!)素朴な響きがたいへん面白く、とても楽しまさせて頂きました。
曲目はマーラーの「子供の不思議な角笛」からアンコールを含め5曲、およびブラームスの交響曲第1番でした。

「角笛」の独唱を担当なさった小泉恵子さん(ソプラノ:国立音楽大学教授)、水野賢司さん(バリトン:東京音楽大学教授)は、いずれも堅実な実力をお備えになった魅力的な歌手でいらして、この作品の魅力を余すところなく伝えて下さり、感銘を受けましたことを、付記しておきます。

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