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2011年4月26日 (火)

転載(4/26日経春秋):仙台で制作のアルゲリッチCD、印税寄付の意志

松平頼則「美しい日本」第1曲〜第3曲(大井浩明さんによる演奏)
武久源造さんによるクラヴィコード演奏
・・・是非ご覧下さい。


日本経済新聞 2011年4月26日の朝刊に載った「春秋」の文です。
ネットでも公開されています。
文中のCD発売情報はこちら。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4074191


http://ow.ly/4H5rH

ピアニストのマルタ・アルゲリッチさんが、震災の直後に日本にメッセージを寄せている。「皆様の計り知れない痛みと、それに耐える勇気を感じ、強い愛と尊敬の念を抱いています。言葉ではとても表現し尽くせなくてごめんなさい」

▼短い文面だが、情熱的な演奏で知られる「鍵盤の女王」の思いは、きっと伝わる。昨年日本で収録した曲を、急きょCDにして発売し、その印税を復興支援に寄付すると決めたそうだ。共演した指揮者と交響楽団も、二つ返事で同意した。CDをつくるのはディスク製造会社のオプトロム社。仙台市にある会社だ。

▼3月11日、工場は完全に止まった。電力と水道が途絶え、お手上げだった。設備を再び動かすまで、修理と調整に何日もかかった。発注のキャンセルも相次いだ。それでも今はフル生産できる体制に戻り、全社員が震災前と変わらない姿で働いている。がれきの山の光景とは異なる、力強い東北の顔がここにある。

▼連日のニュース映像のせいだろう。海外には、「東北地方の全域が壊滅状態」と誤解している人が少なくない。現実には東北の産業は、復興に向けてしっかり稼働中だ。アルゲリッチさんのCDは演奏者と並んで、工場の名前が記されている。曲目はショパンとシューマンのピアノ協奏曲。歴史に残る名演である。

 

オプトロム社のHP:http://www.optrom.co.jp/

この件についてとりあげたブログから(「春秋」転記ではないもの)

人生の目的は音楽だ!toraのブログへようこそ
http://ow.ly/4H5Jc

青空の二重螺旋
http://skysilvia.exblog.jp/15363644

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