「運命の力」、ハイドンHob.108:200608TMF定期より
蓮見岳人・阿部千春デュオリサイタル
(バロックリュート&バロックヴァイオリン、ケルン在住)、是非お出掛け下さい。
千歳(7月12日)・天理(7月18日)・京都(7月19日)・名古屋(7月21日)静岡(7月22日)・東京(7月23日)です。
総合連絡先:スパティウム・ハルモニエ(電話050-5539-8845、mail:duo@angel.nifty.jp
HP:http://abe.hasumi.de/
〜若き天才作曲家が世に問うた「作品1」〜
《モーツァルト:パリ・ソナタ集 作品1(全六曲)K.301-306》
(護国寺:同仁キリスト教会にて、18時開演)はリンク先(←ここをクリック!)、この演奏会への私の期待については「サヨナラ『古楽』」をご覧下さい。
連絡先:オフィス・アドック(電話:050-5532-5562、mail:office.adhoc@gmail.com)
blog:http://ooipiano.exblog.jp/11686543/
吉田美里さんヴァイオリンリサイタル
・7月25日(土)ペンション・モーツァルト (山中湖) 残あり。
※8月22日(土)14:30〜 荻窪:衎芸館(かんげいかん)・・・は満席となりましたそうです!
プログラム等は、こちらをご参照下さい。
・・・ええい! 思い切ってのっけちゃいます! (実情は、タイムスケジュールの組み方に失敗していまして、他のことが綴れません。恥。)
先に、反省点。メンバーへ、ではありましても、結局はすべて自分に返ってくることですから、メンバー各位は
「悪いのはKenだからな!」
と割り切ってお読み頂けますよう、あらかじめお願い申し上げます。(^^;
よかったと思ったところ
・弦は、管とのブレスをだいぶ共有してくれるようになり、進歩だと思っております。
・グレートは1週間前の演奏の録音も頂いたので比較確認しましたが
※ とくにトランペットに本番なりの「ノリ」があって嬉しゅうございました。
※ 表情もずいぶん豊かになりましたが、それでかえって緩んでしまたっところがあります。
・「運命の力」のクラリネット、金管、オーボエ、ハープは、直前までの苦労の甲斐がありましたね!
・どの曲も、弦に関しては弾みを重視して特異な弓付けをしましたので(付点とその後の音符で返す)、私たちの技量では停滞がおきないかと心配しており、ステージリハーサルでは自分だけでも付点のほうを長めに弾くようにしてみましたが、けっこう皆さんなさってくれていたことと、ホールの響きに助けられて、なんとか「流れが止まる」箇所は最少限にとどまりました。心から御礼申し上げます。
全般的な課題(微に入り細にわたると、わけわかんなくなるので。)
・管は長い音符で速く、短い音符で(その人の、特に口の技量によって)遅くなります。
弦はその逆で、長い音符で遅く、短い音符で速くなります。息してないから。
カウントは、4/4拍子なら、1拍を16分音符で取る習慣を徹底しましょう。
それだけで、だいぶしっかり揃うようになります。
・弦の16分音符の不揃いは、左手右手とも問題はありますが、
基本は右手(弓の使い方)に起因します。
モダン弓でスチール弦なら、弓のバネは弓先から元までだいぶ均等になっています。
弦の摩擦の影響も最小です。
(古い型の弓やガット弦については、私は分かりませんです、すみません。)
弓のバネがうまく生きるよう、弓はフォルテでもピアノでも柔らかめに保持しましょう。
で、スピッカートで弾けば、粒が揃うので、音の多少のズレは緩和されます。
ただ、スピッカートは重め軽めの使い分けが出来ないと、フォルテの部分では音量が不足します。
このあたりは、ご研究下さい。
・同じく弦、左手の問題。
ディナミークがピアノになると音程が低くなるのは、無意識に指を寝せてしまうためです。
フォルテでは同じく無意識に指を立てるので音程があがります。
で、今程度しかディナミーク差がつけられない状況では、
耳はフォルテのときの音程で弾いているように「思い込んで」しまいます。
モダン楽器は保持方法(楽器の持ち方)が安定しています。
従って、左手に充分体重が乗っていれば、ディナミークの強弱にかかわらず、
指と弦が接する点が変化せずに済みます。
楽器を持たないでも出来る練習があります。
机なりテーブルなりに左腕をべたっと横にします。
手は指を伸ばさず、指が自然に湾曲しているか、やや内向き(顔の方向)に、
力が入らずに曲がっている程度にします。
それを、力を入れないまま、まずはゆっくり、垂直位置まで上げてみてください。
その間に、手のかたち・・・指のフォームが変化しないようにします。
慣れてきたら、徐々にスピードを上げ、最後は空手程度のすばやさになるように。
・管は、変人に見えてしまうから嫌かもしれませんが・・・(^^;
楽器を持たないときに出来る口の練習があります。
任意の教本に、タンギングのときの「発音」が"t"とか"d"とか"l"とか"r"で書いてあるはずです。
そのパターンを覚えて、舌突きが適切なスピードになるよう「発音練習」します。
(アンブシュアは、その際、意識無用です。)
これで、テンポ感がだいぶしっかりと持てるようになります。
・打楽器・・・すみません、分かりません。(T_T)
個別に「うーん・・・」だったことは、ひとつだけ申し上げます。
ハイドンみたいなものをやるとはっきりしてしまいますが、どうも、大人の音がしませんね。
各位、恋も愛も(これって別々のものヨー!・・・って、強調するまでもないか)、それぞれの型なりに波乱の人生も送ってこられたことと存じます。
技術的な云々以前に、その「心」が、音に反映するようだと、私らアマチュアでも、もーちっとばかしだけでも、深ーい響きになるんじゃないかなあ・・・
以上、余計な前説でした。
それではお待たせいたしました。
ヴェルディとハイドン、お聴き下さい。(モノラルにしてあります。団員さんはMさんから正規CDをお求めになって下さいませ。)・・・アンコール曲は、省略。
ヴェルディ:「運命の力」序曲
ハイドン:シンフォニア Hob.I-108
・第1楽章
・第2楽章
・第3楽章
・第4楽章
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コメント
Kenさん、あちこちに書いて済みません。「運命の力」を聴いたところです。
(これも、また、スコア見ながら書かせて頂きますけど、それは後ほど)。
うーん。素晴らしい!非礼を顧みずに敢えて書かせて頂くなら、皆さん、以前よりものすごく
上手になりましたね(或いは、ものすごく練習なさったことが、聴いて明らか)!
冒頭の金管から「アッ」と思わせます。ここで聴衆の耳を完全に捉えています。
その後のあの不気味な雰囲気を表現する弦楽器群の表現力。クラリネットさんのソロの美しさ
音色・フレージング・ディナーミクなど完璧だし。伴奏のハープさんとよく聴き合っておられる。
金管のコラールの品の良さがまた素晴らしい。吹きすぎず、押さえすぎず最適な演奏ですし、
ディナーミクの変化も文句を付けようがない。高いポジションでのヴァイオリンの三連符は、
アマチュア・オケではしばしば音程が怪しげになりますが、あそこも正確そのもの。
コーダに入ってからのバランス。弦・木管・金管に加えて、ティンパニさん、決め所の音が、
見事に「ティンパニ」だし、「ここぞ」という箇所のシンバルさんの音量も、遠慮が無くて、
非常に気持が良い。最後の最後まで、冷静さを失わず、しかし、着実に設計された盛り上がり方
で、一番終わりのアッコードまで、「あれ?」という箇所が、見つかりません。
バカの一つ覚えみたいに同じ事を書いて恐縮ですが、皆さんの名演に驚嘆しました。
またまた失礼を顧みずに書くならば、前回までの演奏会と同じオーケストラ?と書きたくなるほど
飛躍的に向上しておられます。ブラボー!
ハイドンはまた、書きますね。
投稿: JIRO | 2009年7月 4日 (土) 15時35分
金管陣は苦悶の連続でした。
それでも、『リエンチ』序曲の冒頭をトランペット1本でやらされるよりは楽なんですけどね。
・・・なんて言っちゃうからまた嫌われます。
ただ、ヴェルディの指定の「フォルテシモにならず!」はよく守ってくれたからこそ、最後に「運命の女神」が彼らには微笑んでくれたようです。
ヴァイオリンには微笑んでくれなかったなー。
ユニゾンは本番前になってようやく合いましたが・・・ヴィオラやチェロやバスがフォローしてくれたからいいものの、あとから管楽器陣が入ってくるところと訊き比べて頂けると、明らかにタイミングが間延びしているのです。
・・・あ、やばいとこをひとつバラしちゃった。しまったっ!
ハイドンは・・・悲惨だから。。。みんなもっと失恋しようよー!!!
投稿: ken | 2009年7月11日 (土) 02時32分