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2009年3月15日 (日)

3月15日練習記録(TMF)

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・・・是非、お目通し下さい。



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齋藤友美賀ヴァイオリンリサイタル(2009年4月28日、市ヶ谷にて)、是非お出掛け下さい。

本日は、第2候補曲(ハイドン「交響曲A」同じく「交響曲B」)の譜読み、「運命の力」序曲、「グレート」第1楽章の練習でした。

ハイドンの交響曲A・B共にランドン校訂のハイドン交響曲全集のポケットスコア第1巻に収録されていますが、廉価で再発売されたドラティのハイドン交響曲全集盤CDには収録されていなかったと思います(間違っていたらゴメンナサイ)。「A」はいわゆる107番で、「B」は同じく108番、1757年から1761年の間に作曲されたもの、と推定されている、完全な形で残っている彼の交響曲の中では最もふるい時期のものに属します(「A」はメヌエット楽章が欠落して残っているのだ、という研究もあるようですが、判然としません)。ご参考までに。



<「運命の力」序曲>


・冒頭およびTempo primo(I. Tempo)、管、とめる(=流れない)。


・3/8に入ってからの管楽器(ファゴット・トロンボーン、コントラバス含む)の二つの音は、後の方が大きく聞こえないように


・旋律を奏でる弦、16分音符の入り、最初の音がチャンと聞こえるように(他の曲も同様のことを言われますね!)。


・B(Andantino)管楽器、イタリア人オペラ歌手がpを歌うときの歌い方(顔の表情時含め)を勉強しておいて下さい。


・C(Andante mosso レオノーラの主題)、Bに準ずる。合いの手の入り(4小節目、8小節目)が遅れないように。


・Eの7小節前から(ヴァイオリン二つと、ヴィオラ)、2小節単位で頭の二つのスラーの音を弾いたあとの弓位置で、続くスタカートを弾く感覚を覚えて置いて下さい。


・Hのホルンは狙って入って下さい(言及ありませんでしたが、トロンボーンはそれに付ける、ということになるでしょうか?)


・Jの弦楽器の音型は「速く」(但し、もちろんテンポ通りで。下記、トスカニーの指揮した演奏が非常に参考になります)


・N、ヴァイオリン、最初の8小節間は1小節単位で、その後4小節間は2小節単位で捉えておきます。Oの前7小節間はN冒頭と同じです。


・O、付点四分音符及び相当する長さ(音程が変わる場合はスラーで括られた音までを一つに考える)は、発音したら即、抜くのです。

*この序曲には、トスカニニーニ/NBC響の面白い映像が残っています。・・・いい演奏です。

是非、参考になさって下さい。(途中で喋っているのはメニューインです。)・・・ああ、わしゃ、こういうふうには弾けねえなあ。。。(涙)


<「グレート」第1楽章>(1月30日掲載記録2月8日記録【2月25日掲載】2月14日弦分奏記録参照)

・冒頭部弦楽器ピチカート、管楽器の旋律をしっかり意識し、それぞれの関係にも耳を傾けたアンサンブルを。

 (ベーレンライター版に従い、テーマ部以外はBまで全てピチカートとします。) ・A9小節目、12小節目、16小節目(B1小節前)のホルン(及びファゴット)の四分音符は、次小節に向かっていくのです。

・ヴァイオリン3連符連続箇所、62-63小節の2小節、64小節1小節、65-66の2小節、67小節1小節で捉えます。

・同、67小節以降は前半2拍1st後半2拍2nd、と交互に繋がって、 Allegro, ma non troppoへと向かいます。 ・D5小節目から(第2主題)、四分音符が3つ目の音に突っ込んで(のめりこんで)いかないように注意が必要です。

・327からの2つのヴァイオリンは、小節線を聴かせないように、滑らかに

※全般の共通項目=2分音符が二つ並んでいる箇所のスタカートは、「短くする」のではなく、「重みを付ける」のです。


手短ですが、以上です。 管楽器の響きが、ずいぶん良いように感じました。より良くしていって下さることと存じます。お疲れさまでした。

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コメント

Kenさん、こんばんは。

トスカニーニのこの映像、以前テレビで見た記憶がありますが、改めて良いもの聴き、観させていただきました。

いいですねー。やっぱりNBCって上手かったんですねー(今更なんですが)。

再生開始後4分18秒からの金管のコラール(?)はやはりこうじゃなきゃね。私ここ、憧れてバカみたいに

一人で練習していた時期がありました。

以前、故・シノーポリがどういういきさつだったか、桐朋オケにこの曲の稽古を付けているCD

(かビデオだったか)を聴いたことがあります。シノーポリは

「ヴェルディの序曲においては往々にして、金管が吹きすぎになる傾向があるので注意する必要がある」

といい、このコラールの部分を、私の趣味では不自然なまでに、(ほとんど、p に聞こえるぐらいまで)抑えました。

私は聴いていて欲求不満でした。そこまで抑えなくてもいいだろう、と。

しかし、トスカニーニの演奏を聴いてやはり、ここはラッパが朗々と吹くべきだ、

との確信を新たにしました。

また、クライマックス。アッチェレランドがかかって行く、この興奮はたまりません。

やはり名マエストロですね。

ところで、ルイ・グレーラーさん、この頃ファースト・ヴァイオリンのどこかにいるのかなあ・・・

投稿: JIRO | 2009年3月17日 (火) 00時45分

JIROさん、お返事遅くなってすみません。

今入手できるかどうか分かりませんが、この映像、
"The Art of Conducting"(TELDEC WPBS-90111)
というDVDに収録されています。

併集されているトスカニーニの映像は、本映像を含めて3種ですが、
「おっかねえおっちゃんだなあ」
と思います。

今では、こんなふうにしたら総スカン食っちゃうでしょうね。
でも、暴君が許されたからこそ成り立った、締まった演奏だと思います。

比べると・・・ワルターは、優しい!

投稿: ken | 2009年3月18日 (水) 00時07分

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