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2009年2月 1日 (日)

1月31日練習記録(東京ムジークフロー)

心臓移植への応援の願いサイト「大樹君を救う会」
http://savedm.web.fc2.com/
・・・是非、お目通し下さい。


大宮光陵高校管弦楽部がSONYのウォークマン"Play You"のCMに12月13日から出演しています!


メインのPC(Macなのですが)がちょっとの期間ご入院とあいなりましたので、そのあいだは、あまり音声にリンクした記事が綴れません。・・・つまらん!

べーム/ウィーンフィル1973 "Great"第3楽章後半


・・・綴らないでいると、心配して別に綴って下さる方がいることがわかりましたので、やっぱり綴らんといかんかな、ということで、今後も折に触れ記すこととしましょう。
ただし、日曜夜間に練習、となると、参加は家庭都合上お手上げですので、該当日はご容赦下さい。
また、必要最小限に限ろうかと思っております。
最初に「試し弾き」した2曲については決定曲目ではないので言及しませんが、あえて申し上げておきたいことが2つ。
1)前もっての「読譜」の時間無しに初見奏をすることは、私たちの実力では無理です。譜面を配ったら10分ないし15分の「読譜」の時間を設けて頂きたいと思います。
2)曲を「読む」場合に、四分音符の比率が高いから簡単なはずだ、という見方は成り立ちません。候補曲を持参する人が、和声・転調の難しさをあらかじめ理解し、メンバーに概説的に知らせる必要を感じます。


「グレート」について。すみませんが、まだ手もとにスコアを持っていません。響きの記憶でパート譜から申し上げる非礼はご容赦下さい。

その前に、やはり、一般的なことを少し。
私たちは本業や家庭の事情をそれぞれ抱えていて、それぞれの都合が折り合わなければ練習に参加できない方もいらっしゃいます。すると・・・管楽器は必然的に「代理で吹く」ことが多くなります。で、恐縮ですが、今回は弦楽器のそういう場合の問題については述べません。弦楽器と管楽器では問題の所在が異なるからです。
ただ、共通していることは、「正式な人のかわりだから」今目の前にしている楽譜、直面しているアンサンブルに対して、自分は責任はない、という発想は(意識してまでそうしている低モラルな方はいらっしゃらないのを承知で、あえて申し上げます)絶対にやめて下さい。昨日は、そのようなことに起因すると思われる緊張感の欠如に、すこしうんざりさせられました。
「音に集中すること・・・人の音を聞いて、自分の来るべき音型と同じものを先行者が巧みに演奏しているのだったら、それに似せてやれ、いや、こっちの方がもっとうまくやってやれ! くらいの意欲で、音楽を楽しむことは、それを<正式にステージでやる>かどうかとは全く関係なく、常に私たち一人一人が持っていなければならない精神の姿勢だと思います。
そのことが、結果的にはどんな曲を演奏する際にも自分自身だけでなく周りの人の「こころ」をゆったり広げることにつながります。私たちが音楽の「何をみつめて演奏したら良いか」が分かります。
副次的効果としては、
・「こんなの、あたしにゃ技術的に無理だ」という部分が激減し
・人前で演奏する(これを私たちは通常「本番」と称していますが)ときに、音楽以外の要因で「あがる」ことはなくなる
・かわりに、音楽構造の中でどこが緊張であり、どこが弛緩であるかが理解でき、そのことに集中可能になる
ことがあげられます。
専門教育を受けている人向けの本ですが、このことについては
グリーン、ガルウェイ共著『演奏家のためのこころのレッスン』音楽之友社
が参考になりますので、ご一読をお勧めします。



以下、かなり要約します。第3楽章について集中して理解して頂ければ先生の目的も今回は達成できるかと思いますので、中途で終わってしまった第4楽章については、省略します。


<第3楽章>

・まず、和声を理解すること。(・・・お時間を見て、ぜひ、簡単な「和声」の本を読んでみて下さい。簡単な、という選択肢がなかなか難しいのですが、中田喜直『新版 実用和声学』音楽之友社 2006 が、かわらぬ名著です。親しみやすい旋律を用いて和声の基本を78頁にまとめきっている上に、練習問題も豊富です。ピアノがちょっと弾けるようでしたら、弾きながら勉強できますし、弾けなければ頭の中に音の響きをイメージする読み方もありますから、ためらわずチャレンジ頂きたいと思います。)

・5-8小節、13-22小節、65-96小節、152-156小節、E(221-228小節)、木管は最初にテーマを奏するグループの模倣を後半に出てくるグループが模倣できるように。ただし、当然、最初に現れるグループは主題の入りを弦楽器からしっかり引き継いで流れに乗っていなければならないか、弦楽器が流れを作れずにいたのなら主導権をとるつもりではじめなければならない。88小節からは「ワルツ(注:時代的にはレントラー)」であることを理解して、踊るように。(後続の弦楽器のメロディ・リズムも同様)

・長いクレッシェンド(98-104小節、113-144小節、205-214小節)は、前半から均一にクレッシェンドしてもクレッシェンドの効果は現れない。おしまいに近付くほど急勾配でなさなければならないのが常識。
・pp、pなどのディナミークの時には(注:弦楽器は弓の、管楽器は息のスピードを、同じテーマをfで演奏するときとかえてはならないのだが)、体の余分な動きはとめなければならず、それによって音楽の「ジッと留まって息をひそめる」感覚を聴き手に伝えられなければならない。

・スビトフォルテやフォルテシモ(78小節)、スビトピアノやスビトピアニシモ(113小節、152小節、221小節)は、その前で気配を見せないように!

・トリオは全てレントラー(ワルツ)。リズムセクション、1拍目はダウン、2、3拍目はアップボウで統一。

*シューベルトのアクセントは、長く重いものであるので、頭でつけてしまわず、音に重みを与えるつもりで演奏する(うまく言葉になっていませんが)。

以上の遵守で、3楽章はうまくまとまるものと思います。

 


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