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2009年1月26日 (月)

メンデルスゾーン:THE COMPLETE MASTERPIECES

心臓移植への応援の願いサイト「大樹君を救う会」
http://savedm.web.fc2.com/
・・・是非、お目通し下さい。



大宮光陵高校管弦楽部がSONYのウォークマン"Play You"のCMに12月13日から出演しています!

sergejOさんがブログで採り上げていらしたのですが、それを拝見する前に予約してしまいました!

で、手元に届きましたので、内容をご紹介しておきます。
生誕200年を迎えるこの作曲家の、ほぼ全貌を知ることの出来る貴重なセットで、しかもかなりの廉価です。この機会に、一人でも多くのかたに、モーツァルトにまさるとも劣らない神童にして、「自己に厳しい」ロマン派の風潮の先駆けとなったフェリックス・メンデルスゾーンの、精緻に組み立てられながらも豊かな叙情に事欠かない音楽に、よりたくさん、接して頂ければと存じます。



24230枚からなるこのセット、手元に届いた時にはセットそのものの6倍も容積があるような箱に入って来て、まずそれがびっくり仰天でしたが、パッケージそのものも開けてビックリでした。
一辺13センチのボックスなのですが、中を開けると左右それぞれに2.5センチの厚みのある空箱が入っていて、またビックリです。すなわち、CDと解説書を全部併せた厚みは、実際には8センチなのです。・・・最初は、正直言って呆れ返ってしまいました。

ですが、このセット、SONY、RCA、ARTE NOVA、eurodiscの共同プロジェクトですから、演奏の中身は期待できるかも、と、そちらに望みをかけました。

・・・この望みは、図星でした。

収録曲を全部上げると私もくたびれますので、適当に手抜きしますが、収録作品の内訳と演奏者をご紹介しておきましょう。それをご覧の上、ご購入を検討なさってはいかがでしょうか?



Disc1-3:弦楽のためのシンフォニー全13曲(ロイ・グッドマン指揮ハノーヴァーバンド 1992-93)
Disc4-6:交響曲第1番〜第5番(クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス 1971-72)
Disc7:序曲集 全7曲(バーンスタイン指揮ニューヨークフィルハーモニック 1967、フロー指揮バンベルク交響楽団1987-88)
Disc8:ヴァイオリン協奏曲2曲(ホ短調=スターン【1958】、ニ短調=竹沢恭子【1994】)
Disc9:二台のピアノのための協奏曲(ホ長調&変イ長調、ゴールド、フィツダーレ【1967】)
Disc10:ピアノ協奏曲(第1番・第2番=ペライア【1974】、カプリツィオ・ブリラント&ロンド・ブリラント=ピサレフ【1996】)
Disc11:『真夏の夜の夢』(ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団及び合唱団)
Disc12-13:オラトリオ『パウル』(ダウス指揮SWR交響楽団【1997、ライヴ】)
Disc14-15:オラトリオ『エリヤ』(ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス【2003、メンデルスゾーン記念祭日のライヴレコーディング】)
Disc16:『最初のワルプルギスの夜』(フロー指揮バンベルク交響楽団 1995)
Disc17:合唱曲集(詩篇作品42、歌曲集作品59-1844年)
Disc18:室内楽集(八重奏曲、クラリネットとピアノのためのソナタ、「歌の翼に」ヴァイオリン版【ハイフェッツ】、無言歌集作品19から第6番「ヴェネツィアの舟歌」・弦楽四重奏曲作品12からカンツォネッタ【以上2曲、ギター演奏)
Disc19:弦楽五重奏曲第1番、第2番(1999年録音)
Disc20-22:弦楽四重奏曲集(全7作 他4曲 ヘンシェル四重奏団 2003-4)
Disc23:ピアノ三重奏曲第1番・第2番(スターン、ローズ、イシュトミン 1966、1979)
Disc24:チェロとピアノのための作品集(変奏曲1、ソナタ2 1994)
Disc25-26:ピアノ作品集(ソナタ2曲、無言歌集抜粋【グールド、デ=ラローチャ、ゼルキン、ホロヴィッツ】 他6曲)
Disc27-29:オルガン作品集(ソナタ6曲、前奏曲とフーガ3曲、変奏曲2曲、その他18曲)
Disc30:歌曲及び二重唱曲(全24曲)

全部の演奏者名を記しませんでしたが、貴重な録音も多く含まれているのがお分かり頂けると思います。
最初のグループの「弦楽のためのシンフォニー」集が、意外に面白い演奏です。通奏低音としてピアノフォルテが使われているのですが、その音色が、まるでハープのように聴こえるのです。・・・オリジナルに果たして通奏低音が指定されてるのかどうかは、楽譜を捜して確認してみたいところです。

当然、まだ殆ど聴けていませんので、順次作品紹介もしていきたいと思っております。

「最初のワルプルギスの夜」は日本語にしてしまうと座りが悪いせいか、日本ではまだあまり聴かれていない気がします。が、メンデルスゾーンの音楽を堪能する上では欠かせない名作です。
弦楽四重奏曲、五重奏曲も、八重奏曲の陰に隠れがちですが、円熟度の高いもので、・・・理屈っぽいドイツ音楽嫌いのかたはどう思われるか知れませんが、彼の構築力を存分に発揮している点、聞き逃すべき作品ではありません。
オルガン作品がこんなにあることには・・・作品表を見れば分かっていたはずのことではあったものの、さすがに圧倒される思いでした。

ひとつ惜しいのは、『無言歌集』は全部は収録されていないのですよね。全貌を知りたければ、これはまた別調達が必要です。

メンデルゾーン作品は、それでも、ロマン派(前期)のドイツにしては「聴きやすい」・「情緒豊かな」ものですから、案外親しみやすく感じて頂けるものと思います。



私はHMVで調達しましたが、輸入盤マルチバイ割引が適用になるように仕入れました。
マルチバイでない場合、4,109円でした。TowerRecordsでは4,390円、AMAZONなら3,990円です。(sergejOさんの記事を参照して下さい。

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sergjOさんの記事の便利なインデックスも是非ご活用下さい。

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